「あの人たちは何者で、いったい何を目的としているのか。それを知ることが先決でしょ」と言われていた。知っていたよ。風力発電の被害に遭って、インターネットで検索していたら、すぐに東伊豆町や伊方町の被害の様子がアップされていた。h23年、11月末、未知なるものへの好奇心で東伊豆町に電話する。やはりな。同じ感想を持った人は多いでしょ。由良町の場合は少し怒気を含んでいたかな。
言葉の汚い地域だからね。電車に乗って紀勢線で和歌山に入ると、ビックリする荒々しい言葉が姦しい。というのか、この人らは何を怒っているのかと聞いている方が恐ろしくなるというのだった。大阪の人でもそう言うから、東京辺りの人が体験すると外国みたいに思うらしい。私も45年前、初めて由良町の実家を出て新潟県の長岡技大に行った時、大いに笑われたもんだよ。
バカでかい声で叫ぶように喚くな、とか。何を言っているのか、中身はないのに、とかね。田舎者は皆そうだろう。和歌山だけかな。言葉は、そのまま人の有様を見せてくれる。正直な人、と言ったら笑われるか。それでも大学を出たり、企業に勤めて一般常識を持つ人は多いだろう。海外に行って世界常識を知った人もいるだろうに。なぜ日本人は風力発電の被害に憑りつかれたのか。
演出とはいえ、目の前の山々に巨大な風車が林立して回っている。風車までの距離は1㎞。頭の上で回っているようなもんだよ。それが小さな狭い谷あいの町に鳴り響く。人々に何が起こった、なんて初めから分かっていたことだった。なにも低周波音を測定しなくとも、耳鳴りがする。目まいがする。気絶して倒れてしまう。ヒステリックに叫ぶ被害者を見れば、何が悪いのかぐらいは分かるだろう。
そこに環境運動家が入る。スパイ工作員の活躍だ。更年期障害。思い込み。そうなんですかと驚いて見せる。国の政策だから悪いことはしないでしょう。由良町にも医院、クリニックがあるし、総合病院も近くにあるんだから。なにか勘違いしているだけなんだよ。その言葉を聞いていると役場や議員たちと同じ内容になっていることが分かる。それは何も私だけではなく他の風力被害者にも分かる程度のカラクリだった。
あれから10年が経ち、時間と共にそれらの人の正体がバレていく。地域には悪党がいて、被害の有様が嬉しくてならない。これがもし、こんなことがなければ人々は悪い人の正体に気が付いていたはずなんだが。私もそんな悪い話を聞いてきた。だから人は、何が悪い人なのか知っていたのだ。それがなんで蓋を開けてみればすっかり騙されているんだい、と笑ったよ。悪の花園やないか。
役場がそうだからね。連係プレーして無茶苦茶な破壊に、それは面白いわな。とくに私の場合は風力裁判に遭ってボロクソにやられたからね。知っていたけど、ここに不可触賤民と書き続けている。人々は大喜びさ。風力被害者ですら、いや被害があるからこそ、社会の破壊が面白いんだろう。恐ろしいドラマを見せてもらった。彼らにとってはお楽しみのレジャーになっていた。
憎しみが、具体的な言葉になって咆哮する。人間性の発揮が憎悪の発作だったとはな。それがまた私を鷲掴みにして泣いた被害者と対になる。同じことなんだよ。それにな、「考える会」と言って被害を否定する学者を招いて講演会をやる。主催者、環境運動家のお楽しみ時間だよ。原発の時もそうだったでしょ。いやいや、人々にはその記憶もないし、何のことやら分からない。
言葉遣いが汚いとか、都会言葉だとか、エライさんだとか、その区別は無くなっている。家畜化されるんやな。なんで私一人が風力被害を訴えているんだろうか、と今でも不思議さ。被害者でもみんな、どの地域でも同じセリフを繰り返すからね。「私たちは風力発電には反対ではありません」とな。どんな薬と催眠術があればこんな言葉になるんだろうか。まるでロボットやないか。この言葉も初めから聞いたよな。
今朝の産経にはイスラエルとパレスチナの事が書いてある。難しいね。ただハマスという集団を支持し選んだのはパレスチナ人でしょ。その記述が抜けている。書かない部分に真実がある。その典型かい。何人かの国際通の人に話を聞いたけど、私には、日本人には分からない事ばかりだ。日本の周囲にだって、よく話し合ってみると、反りの合わない人々が多いでしょ。
鶴橋のコレアタウンに行くとそれがよく分かるで。東京には巨大なチャイナタウンが出来ているんだとか。SF映画を見るような現実社会の混乱やないか。政治の選択、政治家の不毛、バカらしいことが堂々と実行される。風力発電は誘致されたもの、と言われてきた。三井造船由良工場も誘致されたんだよ。負の遺産。シンナー被害に地域の人は大喜びさ。
風力被害の根っこが同じだ。人々のお楽しみ。私一人が天邪鬼だ。世界では「Stop wind turbines!」と言って抗議している。世界の常識が通用しない。どちらが❓ というものではないんだが。私は一人で自由に生きるつもりだよ。
