日本は風力発電に滅ぼされるのか。

前ページにおいて、ドイツだけで、あれだけの沢山な風力反対運動が起こっていることを紹介した。去年のことに、ドイツのシュピーゲル誌が風力発電事業はすでに破綻しているとの記事を記載した。あるいは、風力発電の電気は全く役に立っていないという論文も紹介した。

これまで日本では、「ドイツではうまくいっている」「ドイツに習え」と言われてきた。低周波被害に関しては、「海外に知見はない」と繰り返してきた。全てウソだったのだ。そのことを私はこのブログで懸命に伝えてきたつもりである。ドイツの風力反対、抗議運動は、それを検索してクリックすれば、それぞれに記事がついている。私の思い込みや作り話ではない。

今も私に対しては、「嘘つくな」とか「まだ言ってるんか」と嫌悪の声が聞こえてくる。由良町だけではなく、この日本で、風力発電の被害を訴える人は本当に誰もいなくなった。国策のプロパガンダとは恐ろしいものよ。現在進行形で、全国各地に巨大な風力発電が建設されている。

あたかも被害を心配するようなふりして、風力事業の前触れ、お先棒を持つグループがホームページやtwitterを使って宣伝している。風車ネット、考える会、環境運動家という仕掛けよ。海外の抗議運動、例えば、EPAW( European Platform Against Windfarms)では、実際に野鳥たちがこんなに被害にあっているという実例を示して抗議をしている。日本の野鳥の会とは大違いよ。御用運動家に成り下がったエセを見ることになる。

実際にドイツの抗議運動をインターネットにアップしても反応はない。見れども見えず、ということか。ドイツ語が分からない、ということではなく、プラカードを見れば、大体の意味は分かる写真になっているのにだ。つまり国民を自由自在にコントロールしている現実を見ているのだ。私は社会の破壊だと思っている。76年前、ドイツはなぜ大量虐殺、ジェノサイドを行ったのか。ドイツ人は今も一般の人は何も知らなかったという。有名なウソよ。

日本でも爆弾を抱いて自爆攻撃を繰り返した。誰も断れなかったという。今もそれを非難する人はいない。そのように今も命令されればなんでも従う国民に仕立てられている。由良町では、風力被害者が亡くなると手をたたいて踊って喜んだのだ。「アホよら、アホよら」と言って笑ったのだ。秋田ではこれからドッサリと風力発電が建設されるという。すでに風力被害者がいるというのに、抗議する人は誰もいない。関係ないのだ。外国企業も参加するという。

インバウンドに期待する声が響く。東北は、これから金儲けのダシとなるのだ。それが誰かの役に立つなら、何でもお気に召すままに、というニュースが届いている。これからの日本の見たくない風景が建設されるんだろうか。誰か勇気のある人、「私は風力発電に反対だ」と抗議しないか。