h20年に始まった由良町の風力被害は、隣町の広川風力や下津町の弾圧事件を見ながら、延々と続いている。被害者たちの苦しみようよ、そして弾圧の楽しみに行政や政治家の残酷が冴えわたる。和歌山独特の精神風土に、人々は静かに浸透する人間破壊の魔法に触れていた。大惨事になっていることを見て、由良町では熱狂して踊って見せたんやね。手を叩きながら、クルッ、クルッと回りながら【アホよら、アホよら】と笑って見せていた。
すごいな~、こんなになるんや、と目の前の興奮した議員たちを見つめていた。三井造船由良工場施工とか、企業城下町とか、ピカピカの利権構造に気が付いていた。こんな田舎町が園遊会とか勲章とか、位打ちやね。ワシは栄誉に浴する人間なんや、という。吐き気がしたよ。媚を売るモノしかなかったのだ。よくも由良町の南側の山々に風車群が立たなかったものよ。日高町は祖母や曽祖母が二代続いていて親類が多い。
「池田のお大師さん」といって古くからの信仰行事に参加してきた。随分とパンフを作って風力反対をやったものだ。古い家の人より、新しく移住した人々の方が被害状況が伝わったようだ。かつての原発反対の記憶は既になかった。50年前の出来事だからね。ヘンな環境運動家がいたりして、原発だ、自然エネルギーだとか言っていた。トリックスターのつもりなんかね。どの地域にも、こんなヘンな奴がいて各地の風力組織と繋がっていた。
「考える会」行政や自然保護団体と一体となった風力キャンペーンだった。被害者がいて苦しんでいるのに、悪意、悪党やったな。日本の「野鳥の会」なんて環境省の傘下だからね。被害の否定の急先鋒になっていた。海外では、自然保護のメンバーは、もっと自立した倫理観があるんじゃないか。インターネット検索したら、かなり激しい風力反対の主張をしている。それが日本では「鳥たちに遊び場を提供しているだけ」になっている。
嘘八百なのに、日本では誰も分からないとしているのだ。風力の手先、「イヌ」よ。全国でも同じ内容でしょ。表面上は反対とか、環境保護とか言いながら、スパイ工作員として活躍しているでしょ。権力の手先だからね、国家公務員みたいに堂々としたものさ。地域社会の支配みたいなものか。笛吹き、宣伝マンよ。同じことは各地の風力地域でやっているから、【お花畑】、勉強会、と何重にも意識操作が積み上げられる。私なんかはファイリングされているから、いろんな指摘に笑ってしまう。
私でさえ忘れてしまった過去の失敗が暴かれる。懸命に生きてきたから恥ずかしいことでいっぱいだ。人々にはそんな情報が面白いらしい。悪意や憎しみ、人物破壊が面白い。昔、私が子供の頃、「由良守應は刑務所に行っていたんやで」とからかわれたのと同じやな。その子供たちは何の意味かも分からずに、そう言って私を笑ったのだった。刑務所か~、風力裁判を思い出す。コテンパンにやられてしまった。
h23年の11月末に谷口愛子さんから悲鳴のような電話があって、その延長、結果が罰金刑・懲役刑となる。人々は大喜びよ。総スカンの議員選挙で話の中身は分かっていたけどな。私一人の思い込み、だったんだろう。ナニ、親父から、ほっとけ、相手になったらアカン、と散々言われていた。追々と、私にも分かっていたさ。これも縁だと考える。風力被害を通じて得たものは多い。失ったものはさらに大きいか。
風力被害にたくさんの人が死んだから、天災みたいなものだ。人々の熱狂と奴隷化を見る。どこでも同じ風景でしょ。ただ、反抗する人がいない。日本では私一人だ。それがこそばゆい。ペテンのエセ反対を見るたびに、誰かがそのウソに反発してもいいのにな、と思ってきた。「ウソつきばかりだよ」と低周波被害者の会の窪田泰は言っていた。それほどに、風力の低周波被害は対策されていたのだよ。
町を挙げてな。社会が一体となって低周波被害者を消し去ってきた。低周波被害者は頭をやられているから、簡単にやれる。コロッ、コロッ、っと自由に操られてヘンな人になる。「私たちは風力発電には反対ではありません」、私ではなく、【私たち】になっている。哀れよのう。それが面白いと手を叩いて笑うのだった。君も見たんだろう。アホな奴だったでしょう。人々からアホにされて笑いものになる。
その虐待の有様がな、秘かにでもなく、私にまで伝えられる。小便掛けられた、とか、車のタイヤをパンクされた、とか、泣いて私に電話してきたものさ。他の人からも同じ話を聞かされる。キャー、怖いこと。暴力振るわれたんでしょ。怖かったんと違うか。具体的に地域の人たちは首をすくめて笑いあう。何が起こるのかと楽しみでならないのだ。「ワシらは面白うてならん」と言いに来る。
そんなアホ相手に、私だってバカらしくなる。社会の破壊が面白いのだった。これが日本人か。こんなアホらしさでしかないのか。誰一人として「Stop wind turbines!」の声はない。意思も思考も無いのだ。風力の被害を訴える私は、ついに村八分の笑いものさ。人々のせせら笑いに心が痛む。風力発電の被害とは何か❓ 日本人も少しは考えてみないか。気付かないか。エライ大惨事に、国を挙げて熱狂しているんやで。それが分からんか。