御坊市周辺の洋上風力建設に反対しましょう。

和歌山県北部の紀美野町周辺で計画されていた風力発電計画はほぼ中止になると思います。ここには近くに下津町大窪地区という有名な風力被害地があります。私のページにも大窪地区の低周波を測定して紹介してきました。何よりも由良町の風力被害は、これまで私が7年間も訴えてきた通りです。すべて事実です。

グーグル地図を使って、私なりにゾーニングしてみました。何のことはない、以前から原発を建設しようとしていた場所でした。御坊発電所の南側エリアは原発の廃棄物の中間貯蔵施設ができるとか言われていた場所です。この3か所。それぞれ日高町、美浜町、御坊市が150基の風力発電を分け合うことでしょう。

夕日がきれいなところですから、シャドウフリッカーがすさまじいですよ。パラパラと光と影が点滅して繰り返されると気が狂うと言われています。低周波空気振動も苦しいけれど、シャドウフリッカーも凄い公害だと言われます。風車騒音も150基も重なると、大変な騒音公害になります。

なんせ特異なピークを持った尖塔化した低周波が混じっています。これが耳に付く。前ページに紹介したJGR論文には、風力発電の低周波はその個数ごとに加算されると書いてある。フィンランド記事には15㎞離れても風力被害に遭うと書いてある。体調不良の原因に気が付かない人が多い、とも。

この地域は40年前、原発建設で激しい反対運動がありました。もうすぐ南海地震が来るので原発を作らなくてよかったという声になっている。風力発電の低周波被害はすごいですよ。御坊市の人たちも被害の内容を聞いているはずです。

そして運動家やジャーナリストが言ったように、「すっかり出来上がっている。テンション高い」「社会の崩壊、引き裂きがある」という魔法にかけられてしまいます。そのことも、以前、原発反対を経験した人たちなら理解できるかと思います。風力発電は詐欺です。「ゾーニング」とか言っても、しょせんは縄張りです。

風力専用地区ともなれば人の生活は排除されます。被害は一切認められません。私はお客さんが訪ねてきたら、この地域をドライブして案内しています。出来れば地域の皆さんが風力発電に反対して、貴重な風景と自然環境を守っていただきたい。一番大切なのは私たちの生活であることを分かってもらいたい。風力発電建設に反対しましょう。