私がホームページを続けている理由は、風力発電の低周波被害に苦しんでいるから。畑地区の谷口さんから依頼されてから、被害内容が、いかにも酷過ぎる作り上げられた社会悪だと断じるからだ。とくに被害者に対して悪意のある言葉を吐き、死んだら手を叩いて喜ぶ姿に、社会の崩壊を見たのだ。真実は既に汐見文隆、ニーナビアポントなどによって明らかにされている。人々は知らないんじゃない。
何もかも分かっていながら、国策事業に賛成して踊っているのだった。反対運動までが被害隠ぺいの仕掛けになっていることは最初から指摘されていた。新聞やテレビも風力発電のコマーシャルを垂れ流すからね。土砂崩れが心配、とかね。心理コントロールに全面的に協力してきた事実だけがある。被害に遭った人はコテンパンに叩き潰されて消されていく。
誰も助けようなんて人は日本にはいなかったのだよ。これが理由だ。誰も言えないのなら私がそのアホ役をやってやろう。何かの役に立てればそれはそれでよい、と思ってきた。凄まじい弾圧の数々を見てきたものだよ。このホームページはその記録集だと言っていい。よくも一人で耐えて来たな、と自分ながら感心している。何度か行詰まったけど、その度に道が開かれてきた。
風力裁判の時には、吉田松陰や由良守應の事を思い出していた。ちょうど京大の小林先生や奥西先生が来て、由良町はまだ徳川時代で封建社会やな、と笑われたからね。アッ、そうか、そういう意味だったんやな、と遅れながら笑えたものだよ。「由良さん、アンタだけでしょ」と警察は言う。アレッ、なんで❓ 畑地区の谷口さんらが何度も来て被害の説明を聞いてきたんと違うんか。
警察はあざ笑う。【低周波の法律はないんだよ】と言う。それがどうした。人が苦しみ助けを求めてもその死が面白い。「谷口さんもあなたにはさぞや迷惑したでしょう」と弁護士は言う。もはや何を言っても通じない環境整備が出来ていた。警官の、人に対する偏見、憎しみは何だろうね。犯罪者にして喜ぶ成果主義かね。安政の大獄ではたくさんの志士が殺されたでしょ。
復讐は、たぶんあったと思う。守應はたまたま生き残ったから、維新後の粛清には詳しかったんではないか。だから何も語らない。何も残さない。同居していた陸奥宗光とは対照的だ。陸奥(旧姓、伊達)はもともとは徳川家臣団の一員だからね。由良一族とは立場が違う。究極の所で手切れとなる。最期に由良町門前の自宅に来た時には、すでに隠居して落剝していた。
サラリーマン武士だったんやね。元警官が風力反対運動を指揮していた。谷口さんとは仲良く情報のやり取りがあったらしくて、情報誌にして地域に配布したと聞く。何度か話してみたけど、私とはどうしても踏み込めない一線があったようだ。谷口家には警察のOBがいたから。ずっと前、その線で助けてもらったことがあった。私は旧家のボンだからね。世間知らずにもほどがあった。
私の親の事も知っていたから助けてくれたんだろう。私はいつも各地の風力反対は偽物でペテンだと断じている。低周波被害を否定する学者を招いたり、あまりに明らかな地域対策の策略が見え見えだからだ。原発の時の記憶がある。同じやり方だから分かるわな。それでも元警官の反対運動のようにして、小規模ながらも成果を上げて「中止」にした事実は各地にある。
ただ、彼らは既に被害者がいて苦しんでいるのに知らん顔して喜んでいる。元警官は谷口さんを助けなかった。因果関係が…とか言っていた。ご自分さえよければそれでよかったのだ。他の風力反対でも同じことだった。政治の取引、被害の実態には触れることはない。風車の本数を少し少なくして建設するとかね。融和政策じゃない。反対運動も風力事業と一体化しているのだ。
そして私に対する怒りの言葉を投げつける。どこか悪ければ自分で言ったらいいじゃないかっ、とな。勝ち誇っていたよ。そう言う奴を何度か見た。しょせん人とは、人の本質とは、自分さえよければそれでよいのか、と。これが海外の風力反対と違うところだ。日本人の精神原理を見る。いや、私は幕末の志士たちを見ているから、わずか150年でそんなに日本人の心が変わってしまったとも思えない。
まだ手の届く歴史を見て希望を託してきたかな。草莽崛起はなかったけどな。かわりにペテンの風力運動会、お花畑が賑やかだ。誰も本当の風力被害の事を言わないね。それはタブー、と言うよりはお花畑のルールになっている。それこそが目的なんだと分かるわな。「彼らは何者で、いったい何を目的にしているのか」とな。私一人なんか。
日本でも風力発電の低周波音の被害に抗議しようぜい。いくら言葉をすり替えても真実はどこにも動かない。日本だけ違う、と言うことはないんだよ。アホにされるだけ。キミがアホにされるんやで。私はもちろん自称、アホ役を演じているつもり。
