偽物、カラッポの風力発電

季節風が吹いている。木枯らしみたいなものか。冷たい雨、今日はミカン採りはできないな、と思いながら年末までの工程を思いめぐらす。一人暮らしだから気軽ではあるけれど、年取るとしんどいことよ。風力発電の被害は、低周波音の健康被害は、まったく受け付けないね。見事というほかない。由良町と、周辺の広川町、日高川町、印南町では既にたくさんの被害者がいるだろうに、完璧な密閉社会になっている。

これが全国どこでも同じことになっているからね。日本社会の均一性、全体主義、みんなと一緒に、と普遍的な価値があるんだとされている。10年前は「黙殺の音」とか「低周波音被害者の会」があって、全国にファンがいたやないか。矢田野烏と窪田泰は同一人物ではないか、などと囁かれていた。二人とも低周波音被害に苦しんでいたから、同じ内容になっていたんだよ。

書き言葉は違っても、同じ症状を見せる。汐見文隆医師は被害者じゃないから、此処に差がみられるわな。一般に低周波音の被害者になると頭をやられるからヘンな人になる。矢田野烏なんてヘンでしょ。ペンネームで、最後まで自分の名前を出さなかった。被害症状が文面に踊っていた。たくさんの書き込み、卓越した低周波音の被害分析、谷口愛子さんや私に関する記述を見ると、さすがやな、と思ったよ。

二人とも「本」にはしなかった。彼らのホームページはまだ欠片が残されている。後に続く人はいなかったんかい、と残念に思っている。由良町の人はインターネットをしないから「ヘッ」とも思わない。知識がない。情報がない。あっても理解できないだろうけどな。しかし風力裁判に見たように、スパイ工作員はしっかりと中身を見て「憎しみ」を燃やしている。組織的な弾圧に住民たちは大喜びしている。

この辺の社会心理がとても面白い。人には道徳もモラルも、基準となる価値判断なんて無かったのだ。言われるままに被害者を罵り、その死を笑って喜んでいた。役場では手を叩いて踊って見せたからね。すごいわな。我家に来てまで、その喜びを表現する人がいたよ。町ぐるみのヒステリーがあった。今もそのまま住民意識として定着している。畑地区も門前地区もな。

21本の風力発電が見下ろす細長い集落では、有害な低周波音の空気振動が定在波として充満する。逃げ場所はない。死んだ被害者たちの最後を見ただろう。なんで町民はみんな喜んだんだろうかね。この心理構造が、実に不可解だと書いてきた。「キチガイみたいに言う」と人々は被害者を口を極めて罵る。たまたま私は議員だったから罵声にもある程度は耐えられた。

しかし一般の被害者たちはそれこそボロボロにされていた。低周波音の被害も悪いが、周囲の人たちによる虐待の嵐に打ち負かされていたと言ってよい。投入された環境運動家たちも悪かった。野鳥の会などの自然保護団体の悪さよな。殺人者だと私は見ている。人々を煽るのだ。組織的な弾圧とはいえ、平和だった田舎の村社会に憎しみの感情をバラ撒いていた。人には心の底に闇の悪意があるからね。

それをターゲットにした。国が進める環境対策に被害などあると思いますか、とな。今、日本の風力発電で分かっていることは、何の検証もない、ということだ。風車病の否定、低周波音の被害自体を否定する。参照値だって。各地の役場や県では、環境省では、参照値が低周波被害を否定するツールであることを分かってやっている。アイヒマンだよ。それで被害者たちが死んでいく。もちろん分かってやっている。

自分たちには罪はない。そういう制度、法律なのだ。裁判したらいいでしょ、とうそぶくばかりよ。和歌山の裁判所では、「低周波の法律はないんや」と断言された。言明だよ。居丈高な彼らの様子に、オマエラに正義はないんかいと思った。もともとが私に対する弾圧の演出だからね。畑地区の原告は、私に向かって「風力の被害など聞いたこともない」と叫んでいた。よく言った。

由良町では、巨大な風力発電を稼働させる風なんかないんだよ。11月の季節風、3月の春一番、台風の時も風が吹くかな。それ以外は、せいぜい風速2~3m/秒でしかない。夏場は無風だ。インターネットの天気予報に風速が書いてあるから見たらよい。実際に現場で確認したらいいで。すべては偽物なんやて。風力発電も、被害の否定もな。

今回は被害者に対する弾圧があまりに酷いので私一人が立ち向かうことになった。東北でも北海道でも、あれだけ風車を林立させて被害者の事は何もない。土砂崩れが・というばかりだ。つまり嘘八百の自称・風力反対を演じている。地域対策のトリックなんだよ。風力発電は土砂崩れを起こさない。そんなこと建設会社がしたら指名停止だよ。どこにそんな土砂災害があるというのか。

私は土木科を卒業して建設会社にいたからね。優秀な土木エンジニアなんやで。その私に土質だ、地形だと説明する環境運動家のアホらしさよ。ただの受け売り、真実のなさ、偽物丸出しのカラッポを見る。「土砂崩れが心配です」というのは詐欺でしかない。彼らもそれが分かっているからこそ、被害者を否定し、巨大な悪意と、歪んだ精神性に「あの人たちは何者か? 何を目的にしているのか」と指摘されてきたのだ。

真っ黒い空洞が彼らの正体だ。どこを切り取っても「ウソ」しかない。初めからメルヘンだから。被害者に対する憎しみ。それしかないんかい、と思う。ターゲットにされた被害者はお気の毒さま。殺されたんやで。ユダヤ人狩りと同じよ。だから笑いものにされて喜ばれたことを見ただろう。もう死んだら分からないか。人々は次の生贄を求めている。いや、とっくに彼らは家畜にされていることを知っているだろう。分からないかな。