風力発電はみんなインチキ

どこを切り取っても嘘ばっかり。風力発電は初めからそう言われてきた。h18年の東伊豆町の風力被害から、この詐欺事業を追いかけている人は多いだろう。一角の論者になったつもりが、今になっても次々と次の山が見えてくる。陰謀、策略、人の欲望には限りはない。再エネ促進賦課金の莫大なことよ。各地の行政が挙って風車配置図を作成して事業を進めている。

ファシズム丸出しだよ。「みんな一緒に、全員参加で」、なんて言われると私はウソつけよな、と瞬間に反感を見せていた。30年ほど前、竹下登内閣の時、ふるさと創生資金で全国の市町村に1億円がバラまかれた。その資金で公園を作ったり、金塊を購入して見せびらかしたり、と様々なニュースになったものさ。その町のシンボルとして、ランドマークになる巨大な風車を計画する自治体が多くあった。

風車を建ててみると全然回らない。もともと風なんか吹いていないんだよ。長崎のハウステンボスの観光風車は電気モーターで回しているでしょ。決して風で回ってはいない。そんなこと当たり前なのにその理屈が日本人には分からなかったらしい。各地の公園にオモチャとして建設された風車はすぐに故障して邪魔物として撤去されてしまう。まだその時の担当者は生きているだろう。

私だってその時のことをまざまざと覚えている。だからh23年に由良町役場で聞いた風力発電計画に違和感、疑問がわいた。由良町には風車を回す風なんかない。周囲を見渡すと、山々には風況計測なのか、高いポールがあちこちに建てられていた。由良町を取り囲むようにして風力発電配置図が用意されていた。

時期的には、h18年の東伊豆町を始めとして各地に風力発電の低周波音被害が明らかになっている。由良町役場の人がその被害を知らないわけはない。少なくとも、その時の東伊豆町のメーリングリストには由良町の人の名がある。和歌山市にも風力被害を知る人々があって、下津町大窪地区の被害は有名だ。h19年の『左脳受容説』汐見文隆著は広川町の風力被害にまで書かれている。

汐見先生は製本の前に、簡単な冊子にして地域に無料で配布していた。広川町でも、由良町でも、その被害を否定した。組織的な弾圧を見る。当時はまだ汐見先生や窪田泰さんがいて、たくさんの事を教えてもらった。【嘘つきばっかりやな】と話し合ったものよ。汐見先生は、なぜ低周波音の被害を認めないか、と怒っていた。参照値は被害者とは何の関係もない。

低周波音は人の耳には聞こえない。感じる、感じない、の感覚で被害が生じるのではない。精神疾患のものでも、耳の障害者でもない。誰が被害者になるかも分からない公害事件だと主張する。その前提には和歌山市にメリヤス工場があって、その周辺に大変な低周波被害があったと言う。あるいはs57年の香芝高架橋の低周波音被害訴訟が有名だ。

低周波音の測定をすれば、卓越した被害成分が明らかになる。簡単な被害システムなのだ。海外を見れば、どの国でも風力発電の被害に抗議している。ところが日本の環境省などでは、海外に知見はない、と堂々と書いてある。精神疾患論も有名だけれど、行政、政治の被害否定の論理は異常な弾圧となって被害者を襲う。それをまた人々は笑いものにしてアホにして喜ぶのだ。

だから日本ではどの風力地域でも住民の人は嬉しそうにしているでしょ。ワシらは面白うてならんのや。とさ。この辺の精神構造が、海外の風力反対と正反対になっている。今まで見過ごされてきた日本人論よな。水俣や福島など、公害地域を見るがよい。被害者の否定、弾圧のすさまじさよ。行政も、政治も、メディアも冷酷に被害者を排除する。

コラボでやりませんか、と若者に言われたけど、本当にそうだよな、と恐ろしくなるのだ。今、インターネット検索で風力発電反対、風力発電被害を見ると私のページは消えている。代わって、各地の自称・風力反対運動がページを覆い尽くしている。どれもこれも土砂崩れだ、地下水が濁る、とか書いてある。学者が奇妙な論説を繰り返す。政治家がスピーチするともう最悪だ。

集まった観客は風力ファシズムで真っ黒よ。地産地消だとかね。電気でもエネルギーでもないことが分かる。妄想なのだ。インチキ集団。こんな者が勢力となって風力被害が広められていく。カルト、邪教だわな。これまでは東伊豆町が風力被害の先進地だと言われてきた。その通りだけど、由良町やその他の被害地でも同じことになっている。民衆が納得する。私は『民衆の敵』だ。

日本では、私の主張は通用することはないのか、と考える。「世間はウソで出来ている」人々はそういうからね。人に対する思いやりや道徳心はどこへ行ったんだろうね。【社会が破壊されるんやで】と聞いていた。それが目的だったんや。金儲けのダシ。人々のアホさ。みんなインチキなんやで。