暴力でしかない風力発電被害

インターネットで「風力発電」を検索すると、たくさんの動画がアップされている。ドローンを使った空中撮影が多くなっている。映画みたいに烈しい音楽を使って、周辺環境を支配した、と言うものだ。きっとハリウッド映画『地獄の黙示録』、ワグナーのワルキューレの騎行をもじったつもりなんだろう。ヒトラーのホロコーストには付き物の音楽だ。地上から撮ったものもあって、周囲には多くの人が住んでいるだろうに、何の被害もないのかい?、と思うのだ。

土砂崩れじゃないよ。低周波音の被害、耳鳴りとか頭痛とか、心臓や肺がパクつかないか。世界中で風力の被害が明らかになっている。日本だけ、風力被害がないなんてことはない。風力被害者の私から見れば、地獄の生活を続けているんではないですか、と聞きたいのだ。h23年11月末に、谷口愛子さんから被害の連絡があって、畑地区を歩いて被害の様子を聞いて回った。泣いて苦しさを訴える人がいた。

私の住む門前地区でもそれはあって、「風力発電のせいやな」と苦しげに言う。しかし絶対に抗議の声を上げることはなかった。賢いんや、と人々は笑った。当時はまだ私も自由に人々と世間話が出来たのだ。「あの人、悪いらしいで」と情報通の人が教えてくれる。なんせ目の前の山々には21基の風力発電が勢いよく回っている。ブーンッ、と音が聞こえていた。借りてきた低周波音測定器で測ってみると、2㎐の所で85dbもあった。

戦闘機、爆撃機の真横にいるような音圧だ。それが24時間、絶えず辺りを覆い尽くす。逃げ場所はない。家の中に入ると、余計に低周波音の気持ちの悪い空気が満たされていた。卓越した有害な低周波音が純音として襲ってくる。もともとが静かな田舎町だからね。聞こえるはずのない低周波音が、気圧変動の繰り返しが、肌感覚で分かる。それほどに音圧が高かった。被害者たちは家の中に居られないから、表に停めた軽トラの座席に座って朝まで過ごしたと言う。

寝るのではない、体を休めるのだ、と多くの人が証言する。そしてその人たちは死んでいった。それをまた周囲の人たちは笑いものにする。なぜなんやろう、と私は不思議になる。地域の医者はとうに理由を知っている。金儲けのダシだ。汐見文隆医師はそれを見て、「キサマニ医師の資格はない。医者なんか辞めてしまえ」と怒った。私は、汐見先生から資料を手渡すように言われたけど、彼らは受け付けなかった。

たくさんの風力被害者がクスリを貰って苦しみ、狂い死んでいった。由良町の人なら誰でも知っている。それでも「風力の被害など聞いたこともない」と言うんだから大したものだよ。風力発電の手先となって被害を否定するスパイ工作員がいる。役場はもちろん、議員、農協、学校教師、日ごろから威張っている人は皆同じスローガンを繰り返す。ファシズムになっていた。大学を卒業したエリートさんもいるのにな、インターネットで検索したら世界中の情報が簡単に手に入るのにね。

h18年の東伊豆町の風力被害はとくに有名で、全国に風力被害情報を発信した。すぐに被害者たちはボロクソに潰されてしまう。各地の被害者は連携を求めて連絡し合う。由良町にも、東伊豆町や山口県などの風力被害者が谷口さんを訪ねて来たと聞く。生きるために、必死になって出口を探していたのだ。私にはあまり連絡はなかったように思う。嫌がらせの電話があったぐらいか。環境運動家が悪かった。被害者つぶしが目的だった。

由良町でも散々見たからね。恐ろしい人間性だよ。殺人だと私は見ている。当人たちはそれが面白いと言っては笑って喜んでいるけどな。正義漢、義侠心、なんてものは周囲にはいなかった。だからこそ汐見文隆医師や窪田泰さんらに出会った時、この人らは神かと感動したんだよ。低周波音測定器で何が被害の原因なのかを測って見せてくれる。被害のシステムは明らかなのだ。今も当時も、各地の自称・風力反対は低周波音の被害を言葉にすることはない。

あるいは専門家と称して、有名大学の学者を連れてきて「心配はいりません」と吹聴する。私の書いた『風力発電の被害』を頭から否定するからね。ウソつくなっ!、とな。どちらが、と私は言葉をなくす。だって検索すれば分かる通り、風車病、低周波音の被害を訴えているのは私一人になっている。土砂崩れが心配だって? よくもそんな心理トリックを平気で繰り返すな。精神を破壊する弾圧やで。

風力発電は悪いが、オマエの悪意は風力被害そのもの、被害の本質を見せている。水俣病が水銀被害と言わずに、あくまでも「水俣」と言う所以だよ。人災、人々の悪意、社会悪が顕著になる。それでも東北や北海道の風力キャンペーンはどうだい。殺人的やないか。破壊そのものだよ。人々はとても喜んでいる。何がそんなに嬉しいんだろうか。被害者がいて苦しんでいる。精神疾患だと言う。障害者の症状だと言う。

気のせい、更年期障害、そんな言葉が延々と繰り返される。日本には「思いやり」と言う考えは無いのかい。海外ではどの国でも「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と言って地域の人々が抗議しているで。なんで日本だけが被害者を弾圧して殺して喜んでいるのか。異常な感覚に気が付かないか。もともとがそんな低レベルの人種でしかなかったんか。アフリカや南米の土人でさえ風力発電の被害に怒って抗議デモを繰り返す。

日本人はそれ以下にされている。下見て暮らせ。見ざる聞かざる言わざる、処世の道がある。私一人、エライ役を貰ったよ。もう元の生活に戻ることはないだろう。変わり果てた人々の心を見てしまった。いや、それが本当の有様だったのだ。暴力は止めようやないか。風力発電はタダの詐欺だよ。被害者に対する差別、弾圧もな。