虚構と、現実と、

風力発電は虚構の物語だ。国が、何度も実証実験してきたけれど、どれも失敗している。福島沖の洋上風力では、600億円かけて大失敗を演じた。撤去費用に50億円費やしたとか。設備稼働率4%という。予算の消化が目的よ。関係者に責任感なんかない。まだ被害者がいないだけマシか。h23年度の環境省の報告書には「被害を訴えるものは精神疾患のもの」と書いてある。東伊豆町の風力被害はh18年だからね、被害者たちはボロクソに叩きのめされたことだろう。

あの被害調査は全国に発信された。それなのにどうして誰も闘うことが出来なかったんだろうか。地域対策がある。抗議運動は簡単に風力に牛耳られていたという。由良町で同じ地域対策を見ているからね。h24年、それはスサマジイものでしたよ。罵声の嵐。議員だった私はまだよい。一般の田舎者たちで低周波被害に遭ったものは泣き叫んでいた。いい年したオッサンやオバちゃんが、身も蓋もなく感情を剝き出しにして苦しんでいた。

周囲の人は皆知っているんだよ。それを「関係ない」と言っているからね。地域社会とは、なんと惨いことするわな。私がその役をやってやろうと思った。私で何か役に立つなら、これ以上の名誉もない。その時の決断が正しかったのか、間違っていたのか、今もまだ悶々としてこのページを書いている。アホ役、議員冥利に尽きたな、と思っている。総スカンで落選したし、その時の非難轟々と、その後に続く風力裁判でコテンパンだよ。

仕組まれた罠と知りながら、それを現実のイベントとして人々に公開した。由良町の人は大喜びだよ。これが現実だ。風力発電はウソの塊だけど、人々の感情だけは、現実に起こった歴史となる。憎しみ、嫌悪、まだ言うか、と罵る。その人間性をこれでもかと拝見した。手を叩いて踊って見せる人がいたからね。それほどに嬉しかったんだよ。現実に何が起こったのか。このページに書き連ねてきた。『風力発電の被害』に書いたとおりだ。

たぶん全国の風力被害地にも同じ出来事があったことだろう。「被害を訴えるものは精神疾患のもの」と環境省が書いても公開しても、誰も何とも云わない。私もさ、「こんなこと書いてるで」、と非道な弾圧を話してきた。誰も受け付けない。日本人って、こんなんやったんか。海外の風力反対運動とはまるで違う。せせら笑い、冷笑、無視、「関係ない」と言うか。各地でやっているペテンのエセ反対運動はどうだ。「土砂崩れが心配です」というばかりよ。

心理コントロールが目的でな、まるでカルトやな、と信者たちのオウムになった有様を見てきた。人間性、思考、感情まで決められている。まるでロボットよ。私は、これまで何度となく資料を渡して説明してきた。『風力発電の被害』本を手渡してきた。汐見先生から渡された冊子も配ってきた。まったく通じないね。アホにされてそれでお終いよ。運よく風力計画が中止になった時でも、その時の返事は決まっていた。

「どこか悪ければ自分で何か言えばよいでしょ」とアホにして笑うのだ。あー、利用されたんやな。風力被害を訴えていたつもりが、とんだピエロを演じたことも多々あった。日本人も落ちたね。騙される方が悪いのか。全国津々浦々、風力発電の地域対策が賑わっている。学者、専門家のアホらしさを見ないか。原発の時の講演会と同じパターンやで。反原発も、すっかり中身が入れ替わっているけどな。ニセモノの環境運動会。原発と再エネはコインの裏表。

莫大なカネが動いている。私の元上司は高浜原発の建設課長だったからね。夜な夜な、北ノ新地で宴会やっていた。業界はみんなそうだったんやで。カネを支払う人なんか誰もいなかった。そういう時代を経験した。虚構を現実にする。元々、風力発電なんかウソに決まっているだろ。窓を開けてみな。風力発電を稼働させるだけの風は吹いているかい。低周波測定器で、気圧変動を観測して見な。圧力波形でもよい。db- ㎐の分析図でもよい。

エネルギーをもった低周波音がこんなにも振動しているで。自然界にはない人工的な音環境だ。雷や地震は一瞬だけど、巨大な風力発電は24時間、絶えず烈しい空気振動を発生させる。一定の割合で、低周波被害に苦しむ人が出る。被害感はなくとも精神的にヘンになったり、脳梗塞や癌になる。現実の被害だ。それと弾圧政策よ。なんで日本人だけが喜んでいるんだろうかね。世界中から奇異な目で見られている。

ジョニーデップの映画『MINAMATA』と同じテーマだ。日本人にはどうしても理解できない感覚があるらしい。そうかな? と前向きに考え直さないか。仕組まれた罠やで。太平洋戦争と同じ論理よ。大本営の発表よ。ウソばっかりでしょ。その上で、運が悪かったから負けたと終戦の詔に書いてある。【時運の赴く所】とな。その時の運任せなんだって。違う。単にアホなだけよ。日本でも風力発電を止めよう。低周波被害で苦しくてならんのや。

私だけじゃないだろう。全国に同じ苦しみに、この野郎、と思っている人がいると思っている。現実に行動を起こさないか。風力被害を訴えよう。抗議しようぜい。