全国では既にたくさんの風力被害者が苦しみながら死んでいる。秘密裏に現地調査が行われているから、政府内でも何が起こっているかは把握しているのだ。受容義務、社会のリスク、政府方針と、「さらなる再エネの推進」が謡われる。被害者は報われないどころか、死んでも笑いものにされて忘れられる。情報管理。情報封鎖。h24年の段階では、確かまだ低周波音の被害に立ち向かう人がいたんだけどな。今ではすっかり風車病の言葉もなくなっている。
かわいそうに、とか、後悔の言葉はどこにもないんだよ。h18年の東伊豆町の被害報告書を見て分かるように、それぞれの被害者がどんな症状で苦しんでいるか、なんてことは全国各地でやっていたんでしょ。それらは一つでも風力被害者の助けになったんだろうかね。違う。ペテンにハメられたのだ。被害の苦しさに、藁をも掴みたい一心で、人々は環境運動家や行政の言葉に従った。被害者はグルグルと纏められてゴミ箱行きだ。脳溢血や癌で死んだでしょ。
ワンワンッ、と鳴り響く中で、苦悩の最後を見た人は多い。「何も感じないけどな」そう言ったんじゃないのか。変わり者よ。狂っている、とな。汐見文隆医師の最後には、石碑を建てて顕彰しようという話を聞いていた。もし汐見先生がいなければ、日本に低周波被害という言葉はなかった。最後の最後まで、なぜこの被害を認めない！ と声を荒げていた。全国からたくさんの低周波被害者が押し掛けていたからね。
何が真実か、何が悪いのか、どう解決するのか、先駆者となって冊子を配っていた。すべてボランティアだよ。汐見教と言われた。私もその信者だ。低周波被害者の会は、彼の死とともになくなった。その資料が残されている。個人情報ばかりだから公開はできないけど、貴重な記録である。各地の風力被害ももちろんあって、地域社会から追放される顛末もある。けど汐見先生の活躍がなかったら、風力発電の何が悪いのか、どんな欺瞞、手品が行われたのか知ることもなかったのだ。
私はそれらを見ながら『風力発電の被害』を書いた。今では誰も見向きもしない。被害地の人も何も言うことはない。私一人が語り部となって、琵琶法師みたいに全国に風力物語を発信している。誰も相手になってくれないから、私の一方的な伝達でしかない。各地でやっている自称・風力反対とか、環境運動会とか、いつもメンバーが決まっているでしょ。メニューもな。いかに彼らがエセでペテンであることか。土砂崩れが～、と言った瞬間に、その人の正体がバレバレだよ。
和歌山市でもな、「我々は土砂崩れが心配なんだ。だから風力には反対なんだ」と絶叫していた。海南市には風力被害に苦しむ人たちがいる。よくもまぁ、そんな冷酷なセリフが言えるな。彼らにはそれがお楽しみよ。見返りがある。保身。再エネ利権。自己実現だよ。風力被害にのさばるアイデンティティが嬉しくてならない。人の不幸が面白いのだ。現実の被害だからね。どちらに付くか、答えは明らかだよ。誰も被害者側にはつかない。
嘲笑い、蔑視、怒りと憎しみの的にされてここまで来た。畑地区の谷口さんも、結局は私と同じ事を目指していたと思っている。生きているうちは、このページに書くことはなかった。死んでからやっと、何を言っていたのか、書いていたのか紹介できる。たくさんの環境運動家に利用されてピエロになっていた。低周波被害者の会の窪田泰さんとその事について話し合った。早く死ねばよいのに、とも聞いた。その通りになったけどな。
あの周囲にはそうやって次々と被害者が死んでいる。私は何度も泣き叫ばれたからね。差別地域のこととはいえ、哀れなものよ。当時から完璧な封鎖が行われていたし、住民の意志は固まっていた。畑地区の人と一緒に頑張っていく。勝手にしたら～❓ そう言うしかなかったんだよ。今も彼らは笑っている。谷口さんと話したのは１ケ月もなかったんじゃないか。前記の窪田さんは怒って「オマエを訴えてやる」と文書にして送りつけている。
私の所にもコピーが送られてきた。それほどに弄ばれていたのだ。由良町では大喜びよ。谷口さんだけじゃないからね。多くの被害者がいて狂っていた。ざまぁ、といったら怒られるか。無茶苦茶言われたんだよ。それでも役場や議員たちと比べれば、被害者だからね。哀れなものだったよ。風力被害の語り部。今では私一人が何が悪いのか、何が間違っているのかを伝えている。先達がいて、彼らがいたからこそ私の主張がある。
いや、世界各国の風力被害、抗議デモを見たら、嫌でも気が付く人はいるだろう。それでも日本の風力被害地では見事なほど、被害者の弾圧は定着してしまっている。水俣や福島と同じ事だ。弾圧列島。豊かなんだか、金持ちなんだか、世界の注目にされるわな。日経平均株価がバブル期を超えて４万円になるという。あのときの悪夢を予感しないか。何が起こったのかを思い出そうやないか。カネ儲けのダシにされるのは御免やで。
