風力被害で首が痛い、激痛に苦しむ。

h24年に畑地区の被害者たちと話しながら、「首が痛いわな」と同じ症状を訴える人がいた。腕が上がらなくなるとか、神経がやられるらしいのだ。最初は、寝違えたのかと思ったよ。首の引きつり、動かない。寝るときに頭が持ち上がらない。車の運転が難しくなる。後ろを振り向けないのだ。実際、トラクターの後部を何度もぶつけて壊していた。軽トラもな。

日本全国には既にたくさんの風力被害者がいる。同じ被害に苦しんでいるんでしょ。各地を調査した人がいて、何が風力被害によるものなのか、教えてもらったでしょ。原因は卓越した低周波音だ。環境運動家、スパイ工作員の言う「土砂崩れ」じゃない。更年期障害でもない。ペテン師たちがいかに低周波被害を否定して、被害に苦しむ者をオチョクッテいるか分かるだろう。

初めから風力事業に付いたダニみたいなものだよ。被害地域は田舎で、何の情報もない。インターネットなんか誰もしないからね。赤子の手をひねるように情報操作されるんやで。そこでは送り手の悪意と、受け手の無知、悪意が混ぜ合わさってエキセントリックなまでの社会が進行していく。私は『風力発電の被害』に、その独特な被害隠ぺいのトリックを書き込んだ。

信じられない弾圧の嵐を体験した。田舎社会は抵抗することもなく、あっさりと崩壊していた。悪の花園だよ。もともと悪いと言われていた人の嬉しそうなことよ。悪党は、悪人でしかない。風力以前は、人は普通にそんな評価を話していた。由良町は人口5千人。畑地区350人、中地区50人、門前地区400人、細長い谷あいの町に、民家が連なっている。

みなさん噂話が大好きでね、何でも知っているらしいのだ。今はもっとすごいことになっている。「ワシらは何でも知っているんや」と私に叫ぶからね。私は逃げ出すだけだよ。今まで普通の人だと思っていたけど、誰もが風力被害を否定して笑って生活している。でもなんかヘン、と思うのは私一人か。どこの風力被害地に出かけて行っても、険悪な視線、睨みつけられるからね。

「被害はないっ」と怒られるんやで。機械仕掛けのオウムだよ。それでその人は一役、指示された命令を果たして喜ぶんだろう。自由からの逃走、権力の手先となって保身、というのか風力ファシズムに凝り固まる。支配する方は、こんな簡単なトリックで、住民は自由に操れることに満足だろう。アメリカやヨーロッパのように、レジスタンス、抵抗する奴などいない。

ついに私一人が低周波音の被害だといって孤立を深めている。『民衆の敵』だよ。人々の不合理な選択に、この結果だけでなく、これまで書いてきた過程、プロセスを見つめている。日本人のなんと弱いことよ。世界では、どんな国でも風力被害を訴えて抗議しているで。何が悪いのかも、とうに知れ渡っている。日本人になぜ、それが分からないんだろうか。

あのバカげた太平洋戦争の時と同じ頭のままなんやで。各地で水俣病などの公害を経験しても、福島の被ばくにあっても、被害者は弾圧されるだけ。これが150年前の幕末、明治の頃なら大塩平八郎のようにして鉄砲や大砲を打ち鳴らして命を懸けて抗議したやないか。吉田松陰ら志士たちは草莽崛起と言われるほど活躍して死んでいった。

由良守應も投獄されたけど、明治を颯爽と生き抜いた。由良町の人は笑うだけだったけど、何人かは東京の守應宅に遊びに行った。その時、世話になったからと言って、今の顕彰碑が建てられている。60年前の私が子供だった頃だ。その時にはまだ守應を見て知っている人が生きていた。手の届く歴史なんだよ。このホームページを書く理由は、自己満足ではなく、そうしたいから書き続けている。

h23年11月末に谷口さんから被害の電話があってから、とんでもない弾圧の舞台が回り出す。人々の狂気を見る。水俣と同じで、世界中の人が見つめていたことだろう。英語やドイツ語で検索していたら私のページがアップされていた。今では自動翻訳があるから世界共通の情報が飛び交うことになる。由良町の人よりも、アメリカ人やドイツ人の方が、風力被害の本質を見つめている。

ジョニーデップの映画『MINAMATA』と同じパターンだ。日本人にはそれが何のことやら分からない。被害者に対する嫌悪、差別意識、見ぬもの清し、言ってはならない、と固く信じている。まさか民衆の民衆による民主主義だなんて、アホか、と国民性の違いに笑うのだった。大塩平八郎の時代とは違うでしょ。吉田松陰や由良守應が何をしたか、今の日本人には理解ができない。

パラドックス、矛盾かな。民族は連続しているんだがな。三代前、四代前の話だよ。Democracy民主主義は、こんなにしてなおざりにされてきた。世界では今、ウクライナだ、パレスチナだ、と戦争が烈しく行われている。それに比べりゃ平和でいいじゃないかと思うかい。被害者をあざ笑い、殺して喜んでいる。アイヒマン現象やで。罪の意識は誰にもない。低周波被害を言葉にする人が精神疾患だというのだ。

これに立ち向かうのは日本では私一人になっている。滑稽な話だよ。首が痛い。たまらんほどの激痛だ。季節の変わり目だからな。全国の風力被害者諸君、何か言ったらどうかね。世界ではみんな堂々と被害を訴えているで。投獄されたっていいじゃないか。村八分、面白いで。大切な人生を黙って我慢して死んでいく。そんなアホらしいことができるかいな。