クリティカル・パス、想像する能力

風力発電の被害は、世界ではとうに常識だから、今さらクリティカルだ、想像力を働かせよう、なんて話は私自身が恥ずかしくなる。由良町は特殊な町になっているけれど、どうしたら低周波被害、風車病、健康被害の実態が、じつは深刻な公害だと認めてもらえるんだろうか。被害地の人なら誰でも知っているんだよ。見れども見えず、聞けども聞こえず、の心理状態に固定化されている。

蔑視、あざ笑い、差別心、卑しい被害者め。とくに私の悪口は有名だ。ヘンな話だけど、水俣病で有名な日吉フミコさんは、水俣市に住んでいながら水俣病の事を知らなかったという。病院の患者を診て、初めてその悲惨な状況に、市会議員になって抗議活動したとある。そして住民たちから迫害を受けて嫌がらせに泣いたと書いてある。懲罰動議が繰り返された。私と同じや。

私の場合は、被害者たちから電話があって頼み込まれた。どちらも差別するようなところが似ている。ほっとけ、と言われていた。12年経った今もその通りになっている。関りになった私は、えらい目に遭ったかな。私はレストランへ行って、チャーハンを頼んだら、焼きソバが出てきても、ありがとうと言って食べてしまうタイプだ。運命は受け入れるほかないと思っている。

運命を開く、なんてアナタ、無理はできんわな。視点を変えてみよう。私は風力発電の低周波被害、健康被害を訴えている。風力の不毛なことは、誰でも肌感覚で分かるんと違うか。風もないのに風車が勢いよく回っている。12年前の初めの頃は、町長たちは扇風機と呼んでいた。電気で回しているからね。30年ほど前、竹下登内閣の時、ふるさと創生資金で1億円を各市町村に配布したことがあった。

金塊を買ったり、町のシンボルに風車を作ったりと、話題になったもんだよ。その時、各地の風車はどうなったか。まだその時の担当者は生きているから覚えているだろう。風なんか吹いてなかったんだよな。故障ばかりで維持費がかかり、目障りだからすぐに撤去した。何がランドマークだよ。発電機能なんて、冗談にもならなかった。その実績は証拠隠滅のために廃棄処分か。

4年前の福島の洋上風力も、稼働率3.7%だとして解体処分になっている。他所で使えないんだよ。なぜか❓ みんな理由を知っているから。発電なんかなかったんや。解体費だけで50億円だったという。どこか深い海の底へ沈めた方が安上がりだろうにな。昔の日本海軍の軍艦はそうして沈めたんでしょ。いらんわな。電源として風力は役に立たない。税金でやっているのに、企業秘密だと言っている。

こんなアホらしい謀略、詐欺もないだろう。再エネ賦課金だけじゃない。莫大な補助金が投入されて消えていく。再エネ議連として、政治や行政の酒代・お摘まみ代になる。中国利権と言うけれど、真実はどうだろう。悪党たちの宴会だろう。ウクライナや中東の戦争と同じ感じやで。知らん顔してカネだけもらっとく。地球のために、世界平和に向けて、LGBTとか。答えのない狂気にしか見えんけど。

日本は鎖国主義で、なおさら分からんわな。上から言われるままに操られる。それが風力被害地の有様とダブって見える。大変な被害にあっているのに、言葉で表現できないんだよ。思想とか思考が奪われている。だから初めからロボットみたいにされる、と言われていた。抵抗できないんやね。日本人の弱いところを突かれた。でもほとんどの人は憎しみの対象を得て喜んでいる。

「アホよらアホよら」と言って手を叩いて踊ってみせる。それほど面白かったんやで。由良町では、じつに私一人が立ち向かった。確信犯だ。今も悔いはない。全国の風力被害地でも、かつては各地で抗議する人がいた。汐見文隆医師や窪田泰さんが低周波測定器をもって、何が被害の原因か測定して見せた。京大の小林芳正教授も振動学の権威として参戦してくれた。

だから各地でやっている「土砂崩れ運動」は的外れのペテンだということがよく分かる。イカサマのエセ反対にお花畑の環境運動会だ。風力被害、風車病、健康被害とはかけ離れたキャンペーンだ。地域対策の恐ろしさよな。原発計画の時より、さらに洗練されている。動員された御用学者の汚さがよく分かるでしょ。環境運動家のアホらしさもな。今まで、彼らは被害者を助けたか。

弾圧した、だけだったでしょ。「被害はありません」その一言に収斂したでしょ。東伊豆町に電話してみな。他の町でもよい。由良町でもな。クリティカル・パスは、工程管理の専門用語だ。この作業と、こっちをくっ付けたらいいじゃん。別発注で済ませられるか。仕事の組み合わせで、簡単にしたり、速く済ませたり、求める最適解が見つけられる。農業でもそうだからね。

どんな知識が役に立つか分からない。農協とケンカしても助けてもらうこともあるしな。自分の考え、社会の有様を見渡してみる。風力被害は、どう見ても理不尽な公害だ。このままでは日本だけ、社会変革の可能性もなく、個人が、社会が壊されていく。私一人か。それでも低周波被害の恐ろしさを表明していく。一人反乱が、いつしか社会改革に昇華する。答えは初めからある。

ウソは、しょせん嘘でしかないんだよ。そんなモノに縋り付く、アホラシさが、いつか剥がれ落ちる。もともとがカスてしかないんだって。騙されている事すら分からない。胸張って、「風力はワシらのもんや」と咬みついてくるか。死ぬまで言っていろ。

報告書は風力タービンと人間の健康問題を関連付けている