弾圧列島、自己家畜化する日本人へ。

能登半島の地震で大変な被害が明らかになっている。想定外の言葉が聞こえてくる。道路が各地で壊れていて使えない。空からの支援も航空機事故で、二の足を踏む。ヘリコプターは事故が多いからね。原発は止まったまま。放射能は測ったらアカンらしい。もともとが誘致物件だからね。誰も言葉にせんわな。福井、石川、富山と、原発銀座を見ると、いざり、コソ泥、強盗、とそれぞれの悪声を思い出す。

昔からよく聞く言い伝えだ。その割にはこの地域に風力発電がない。真っ先に出来ていてもよさそうなもんだけどな。やはり原発がカネになるんだろうか。冬の厳しさ、大雪が降るし、暴風が吹き荒れる。風車も太陽パネルもお手上げか。和歌山の温暖な地に住んでいると、エライ所やな、住めば都か、と思ってしまう。北陸の原発地域の人でも、反原発の人がいて、エセ反対とか、複雑な地域対策のあることが分かっている。

私は45年前の、由良町周辺での原発運動を見ているから、なんとなく地域の人たちの心の襞が見えている。和歌山に原発ができなかった分、それがそっくり北陸に出来ることになった。待ってました、とばかり原発建設ラッシュになった。黒部ダムは有名だけど、金額を見れば世界が違う。電力土木、こんな特殊な業界が出来ていた。福島の原発事故では、被ばく被害者の抗議がないね。ものすごい弾圧があった。

誰も何も言わないし、同情する人もいない。無視。被害はない。本当かい❓ と心配する声もない。恐ろしいことだと思わないか。ジョニーデップの映画『MINAMATA』を見ただろうか。日本人には分からないかもしれないね。ユージンスミスの写真も有名でな、水俣病の酷さを世界に伝えたのだ。日本人には何が悪いのかさえ分からない。排水が基準値以下なら法律的には大丈夫じゃないのか、なんてね。

福島の処理水放流でも同じことやっている。懲りないし、大体が危険意識がない。原発周辺には大きなアワビやサザエがある。漁師はそれを獲らない。何も分からない人がたまに来て、喜んでその海産物を持って帰ると言う。内部被爆を知らんのや。原発周辺の人は、動物感覚で放射能の危険を察知すると聞く。実際に統計を取ると明らかに有意があるらしい。国はそれを認めないし、政治はもう全然だよ。

基準値とは何か、少しでも日本人は理解しないか。その前に測定する、という関門がある。このハードルが高くてな、大学の先生なら、一応は学者なんだから好奇心もあるだろうに、タダの上澄み、勉強がよくできただけの幼稚園児みたいなのになっている。黙って何もしないことが保身になる。サラリーマンだからね。新潟の長岡技大の先生に聞いてみたけど、見事なほど【沈黙】を守った。何も言わない。

これが鉄則よな。和歌山高専でも同じだったよ。アホか。尊敬する先生に向かって私は吠えていた。さて風力発電の被害について書く。各地でやっている自称・風力反対、あるいは説明会は真実の被害を隠蔽するためのトリックだと書いてきた。「考える会」などといって、あたかも心配するフリを装うんやで。被害者の苦しみ、哀れを見よ。地域の人が、なんで笑いものにして喜ぶのか、その不思議さを書いてきた。

由良町は酷過ぎるけどな。結局は人、社会の有様を見せただけだった。声を限りに叫んでいた。被害者の泣き叫び、人々の嘲りと罵声。面白い見世物化していたやないか。今はすべて私にその憎しみが収斂している。アホよら、とな。地域の信念、怨念にまでなって私を睨みつけるからね。キャー、人の恨みは怖いわな。それがまた谷口さんの場合は谷口さん専用の、他の被害者にはその人に応じたファイルが用意されて実行された。

人間破壊だ。この組織的な弾圧はたちまち社会に広がって笑いと喜びをもたらしていたのだ。風力発電の被害よな。いや、人々にはレジャーにまでなって高揚していたのだ。ターゲットにされた被害者は泣き叫ぶわな。最初に風力被害者を弾圧して成功したのは東伊豆町だと聞いている。低周波音被害者の会の窪田泰さんらは叩き出されたらしい。今も「風力発電被害」で検索したらその記事が残っている。

典型的な地域対策の結果だ。自称・風力被害者の顛末よ。被害者否定のトリックが丸見えやないか。電話するとボロクソやで。私は人々の汚い精神性を見て落胆している。一旦洗脳された人は元に戻ることはない。風車病と同じだ。畑地区の人々を見ると、被害者、スパイ工作員、全体主義となった社会の有様を見る。私の住む門前地区でも同じだ。どうして「風力の被害など聞いたこともない」と人々は合唱するんだろうかね。

とても嬉しそうなんだよ。中国共産党みたいやないか。北朝鮮の首領様とか。これまで日本社会で楽しく暮らしてきたと思ったら、根底からひっくり返っていることに気が付くのだ。誰もその恐怖政治に気が付かないとはな。これが次の恐怖となって、さらに大きな災厄を見るんだろう。それを待っているんだね。指示待ちの状態だよ。戦争かい。暴動かい。南海地震はもう間もなくやってくる。解放軍が上陸したりしてね。

日本人は皆大喜びさ。あの人たちは何でもいいのや、と寺の和尚は言っていた。