人間のプライドは捨てない。

風力発電が出来ると、辺りの空気は一変する。「低周波」を知らなくとも、分からなくとも、毒ガスが混じったような、何かが違うと嫌な気分が先に立つ。ここからが被害感のある人、ない人に分かれてしまう。すぐに被害症状の出る人、1週間、2週間、1か月して目まいに襲われて気が付く人、とかね。重症の被害者を見て笑っていたつもりが、まさか自分も被害に苦しむとはな。そして被害者の事を知りながら、アホにして喜ぶようになっていく。

そいつに面と向かって「アホよら」と笑ってやる。優越感という自信が持てた。聞こえない音がなんで煩いものか。頭がどうにかしているのだ。役場は被害を否定している。新聞やテレビでは再エネだと言っている。常識的に考えて再エネや自然エネルギーが悪いはずがない。正義は風力にある。風力発電はワシらのもんや、と考える。「環境」かなんか知らんが、被害を言う人はヘンな人ばかりだと思う。「土砂崩れが心配?」何の事やろ。どこにもそんな気配はない。

由良町の山々には21本も風車が建ち並んでいて、麓には民家がある。何か協力費みたいな現金が支給される。年間に1万円か。自治会費も免除になる。有り難いことではないか。固定化された被害地域の安心感よ。耳鳴りと目まいでしんどいけど、被害者じゃない。あんなものは人間じゃない。役場を信じよう。添付資料のように、狭い谷あいに300人が住んでいて60人が被害感があると答えている。誰も被害を訴えるものはいない。目の前で被害者たちが苦しみ狂い死んでいった。

笑いものよ。こんな面白いこともない。役場でも被害を否定して、誰も被害者はいないと言っている。谷口さんは特別よ。だからイジメられたんや。ワシも大嫌い。ああはなりたくない。由良さんもな、みんな嫌ってるで。「出て行け」と言われるのを聞いた。ワシも釣られて叫んでいた。関係ないわ。地域対策の罠は、綿密に練られて浸透する。心理コントロールは簡単な原理で出来ていて、田舎でも都会でも、日本人はコロリと騙される。

アメリカの心理実験『服従の心理』、『看守と囚人』はとくに有名である。何度か映画になったりドキュメンタリーとして放映されている。一般の人にはその原理が分からないのだ。日本の大学の心理学講座でやっている実験でも、それは証明されている。もし悪意のある人がいて、それをやったらエライことになる。でも日本の大学生たちはそんなこと気にしないからね。お花畑よな。一旦、洗脳されたらもう元には戻れないんやで。

低周波音の被害で、被害者になったら元の体には戻れないのと同じ事だよ。恐ろしい策略が被害地域では行われたのだ。誰も抵抗する人はいなかった。日本国中、多くの風力被害地が有名になっているけど、真実の被害、核心を言う人は誰もいない。なぜなんやろ。例えば私の卒業した和歌山工専や長岡技大には最新の低周波音測定器が装備されている。しかしそれを使うことはない。測ったらアカンのや。水俣病の時も水銀を測ったらダメだとされていた。

亜鉛とかウィルスとか、米軍の爆弾説とか、いろんな意見を求めていたやないか。初めから魚を食べたから悪いのは分かっていたから食中毒事件でしょ。定性分析、定量分析、分析化学の基本だよ。何かおかしいと思わなかったんだろうかね。人が苦しみ狂い死んでいく。あざ笑いだけかい。今も懲りずにそんなことやっている。近寄れない。国策❓ という組織的な悪意が暴走する。福島で見ているでしょ。メディアやお花畑、環境運動家の汚さよな。

陰謀説じゃない。現実の被害を言葉にできないだけなのだ。日本人はこんなにダメだったんやで。150年前の明治維新では、あれだけ奇跡の人材があふれ出したのにな。安政の大獄、蛮社の獄、たくさんの逸材が殺されたやないか。なんで今の日本にはそれがないんやろ。水俣の水銀じゃないけど、空気振動の被害も測って見たら分かるで。海外では当たり前に風力発電の被害に抗議デモを行っている。日本だけが、それがない。

なぜかと言うと、被害の否定、弾圧で恐怖政治が覆っているから。そして日本人に気概、矜持がないから。自己家畜化という改良を加えられて動物にされているからよ。自滅作戦やな、と思っている。それで巨額のカネが動くのだ。誰が儲けているのかを見ると犯人が分かるわな。政治は機能しない。苛政は虎よりも猛。昔から言われている通りだ。各地でやっている「土砂崩れが心配」運動は、いかに汚い心理操作であるか分かっただろう。

国策のプロパガンダやで。面白い見物であった。その悪意を見破り、人間の誇りを取り戻そうやないか。古い人はいらない。新しい人で、新しい社会を目指そうぜい。風力発電を撤去せよ。