あまりに偏った考えになる

昨夜、NHKのBSで特攻のドキュメンタリーをやっていた。見ていて、とても辛い。何が靖国だよ、と反感を覚える。私は靖国は必要な施設だと思っているけれど、こんな心理コントロールに使われたんでは堪ったもんじゃない。TwitterやSNSのお花畑にはそのことが分からない。お気楽な傍観者たちの野次馬のアホらしさを見る。

何のための戦争よ、と疑問を持たないんやね。陸軍や海軍と言ったって、お粗末な思想、管理体制でしかなかったやないか。外務省のアホらしさは、真珠湾攻撃の通達の遅れから、延々と尾ひれを引きずっていく。果ては、東京大空襲の指揮官に勲章を授与して名誉を称賛するのだ。

こんな者たちに日本人は命運をかけたのか。反戦ドラマ、戦争ドキュメンタリーは多いけれど、その度に嫌にならないか。お国のために、とか言って、なんで爆弾抱えて自爆攻撃しなきゃならんのや。洗脳よりも前に、違うだろうとなぜ言わない。同じことが風力発電の弾圧にある。被害を訴えるものは精神疾患のものだというのだ。

あるいは障害者だから、と決めつける。カタワモノめ、というわけだ。あるいは低周波音の被害を否定する。聞こえない音は人体に影響しないと強制する。水俣でもそうでしたなぁ。今も世界の笑われ者よ。これは日本の社会風土なのか? 前記のドキュメンタリーを見ていて、その時、日本人は何も言わなかった。

カミカゼなんて狂気でしかないのに、国の政策として若者ばかりを殺していたのだ。どうせ殺すなら年寄りからやればよいものを、騙しやすい少年飛行兵ばかりを狙った。誰か年寄りのカミカゼを知っているか。若者ばかりだよ。東条の極刑は当然だ。しかし日本人に東条は裁けなかった。空気が決めたんだよ、ってか。

s4年生まれの親父たちは、当時16才になっていた。手のひら返しの世の中に、価値観も信用もないわな。そのまま日本社会は平成、令和へと進んでいく。責任なんて、どこにもないんだよ。騙される方が悪いのだ。由良町周辺にはアメリカへの移民が多い。s30年代、私の子供時代でさえ、あいつはアメ公やで、と憎しみの言葉を聞いていた。

「スパイに注意」と書いた冊子が配られていたからね。国策による洗脳は後味が悪かった。さて、今朝の産経には移民問題に話題を振っている。いつもは原発と再エネの広告キャンペーンになっているけど、この切り口は何だろうかと、ふと読んでみた。これも地域対策、ワクチンのようなものか。

たしかにアメリカでもヨーロッパでも、移民が大問題になっている。イギリスがEUを離脱したのも移民が原因だという。イスラムか。中国人なら各国に中華街、チャイナタウンがあるからね。手慣れたものだろう。でも最近は人間性の質が変化していることに気が付いている。20年前にはあった、お互いを尊重する、慎みが今は消えている。

あからさまに私が否定されることがある。上下関係? 蔑視、軽蔑? そんな場面になると驚いてしまって戸惑うばかりだよ。日本人とは明らかに感覚が違う。支配者のつもりかい、とふと不安になる。そんな経験はありませんか。地域社会の崩壊は、風力被害の最初から聞いていた。

被害者の孤立化、引きはがし、低周波音被害の隠蔽、どれも簡単に全国に行き渡っていた。「考える会」というキメの細かい、シラミツブシの弾圧政策だ。人の憎しみや悲しみが黒い煙の模様になって見えていた。人々は被害者の死をあざ笑った。アホよら、とな。地域支配は、こんなに簡単なことだったんやで。

やがて移民が来る。私なら優秀な移民を取るね。家畜は、家畜でしかない。「Stop wind turbines」と検索したら、風力反対のグッズが販売されていた。風力反対の記事を見ていくと、「STOP」とスローガンを書いたシャツの人々が写っている。なんと明るく朗らかじゃないか。日本のように、真っ黒な心模様じゃないで。

彼らは民主主義は自分たちで勝ち取るものだと信じている。日本は、上から与えられたものでしょ。この差やね。この違いが明確に出る。日本の無責任主義。思想も意見もなく、上から与えられた魔法の言葉が覆っていく。風力発電の被害を否定する多くの言葉を聞いてきたでしょ。

学者や評論家、環境運動家のアホらしい言葉を聞いてきたじゃないか。アメリカじゃ、こんなグッズを人々が購入して風力反対運動を盛り上げている。羨ましいと思わんか。土砂崩れが心配、とか、断層とか、低周波音の被害を否定するためのトリックだろう。s18年の東伊豆町の風力被害から、延々と今まで同じ弾圧を繰り返してきた。谷口愛子さんらの様に反発する人がいただろうが。

私一人なんかい。日本人も人間になろう。ちゃんと自分の意見を言える大人に成長しようやないか。騙されて利用されるだけじゃ、家畜やで。