風力発電の狂乱を止めろ

海外の国々にあって日本にないもの、いや、まるで誤解して錯覚に陥っているもの、それが風力発電の被害だ。私が毎回、ヨーロッパなどの風力反対を紹介しているけれど、日本人は誰も関心を持たないね。「ドイツに習え」とスローガンにしているのにさ、そのドイツのニュースに関心も興味もないんだから、どうしましょ、と思うわな。

これはネット社会だから、と言うわけでもなく、由良町の人や、そのほかの風力被害地の人に聞いてみたらよく分かる。都会の人でも、京都や奈良の人でさえ、自然エネルギーだったらいいんじゃない、と言うからね。低周波音の被害、風車病、健康被害については、これまでまったく受け付けてはもらえなかった経緯をこのページに書いてきた。

「低周波被害者の会」と言うものが以前にあって、汐見文隆医師や窪田泰さんが、全国の被害者を集めて会合を持っていた。風力の被害ではなく、重機とか、エコキュートとか、工場の発する低周波被害を聞いていた。被害者は今もいるはずなのに、最近、めっきり聞かないね。やはり前記の二人がいなくなると自然消滅したようだ。

風力発電の被害とは、主に低周波音の被害になるわけだが、東伊豆町に始まり、全国どこでもこの二人はコテンパンに迫害されていた。私のyoutube動画に、共同記者会見の様子があるけども、ヘンでしょ。被害者の姿がない。伝説の環境省での汐見先生の訴えなんだがね。『左脳受容説』に書いてある風力被害でも、それはもうコテンパンに叩き出されたものよ。

私もやられました。動画の『蒲公英工房にて』で黒田街子さんが話されたとおりです。風力被害者と、その社会がいかに特殊かと言うことよ。だから風力発電の被害と、一般の低周波被害者とは分けて考えていく必要があると話してきた。本当は同じ被害なんだけどな。いや、音源の大きさがけた違いに大きいし、国策として、政治案件でボロボロにされるから、こちらも対応策を持たなくてはな。

日本では、これまでどれ一つをとっても踏み潰されてきたでしょ。風力被害者に、まともな人(ごめんなさいね、口が悪くて)はいなかったでしょ。汐見先生が、ボロクソに言われる中で書いた「風力被害の記録」がすべてなんだよ。私の書いた『風力発電の被害』は、被害地では実際に何が行われたのか、被害者の立場で書いた。

窪田泰さんには何度も早く本にして出版してくれと頼んだんだよ。彼も低周波音被害者で過敏症になっているから、たぶん抑えられない感情の渦巻きに、とてもそれどころではなかったんだろうか。あれだけ低周波被害者の会を主催したんだから、汐見先生も何度も東京まで駆けつけて応援してきた。もったいない。あとを引き継ぐ人はいないんかい。

私はこの二人を見て、神かと思ったんやで。添付の記事では、アフリカの土人でさえDANGER危険だと言っているでしょ。反対したら殺されるからね。日本でも同じ弾圧があるんやで。日本人はそれを見て笑うけどな。命がけで風力の反対を訴える。それほどに危ないと言うわけさ。谷口愛子さんが各地で風力被害を話しただろ。なんで皆さんは笑っていたんだい。

人の不幸が面白い。優越感でしかなかったのだ。私は何人もの風力被害者の最後を見た。あわれ、酷いものだったよ。だからドイツやフランスで、世界中で烈しい反対、抗議デモになるんやで。日本では「土砂崩れが心配」かい。そんな心理トリックに、いやいや、たぶん日本人は分かって笑っている。笑うには理由があるからな。

個人主義、社会主義、どちらにせよ法律には謳われないんだから罪には問われない。巧いこと考えたな、と笑うのか。なぜ、ドイツやフランスのように、「止めろ」、「危険だ」と言わないのか。関係ないのかい。もう環境運動家などのスパイ工作員が悪いとも言わない。このページの読者なら、何が悪いのか、何が間違っているのかぐらいは見当がつく。

沈みゆく夕日を見つめるか。安穏とした日常に、社会規範に満足の笑みを浮かべているか。ここは日本ですよ、ドイツやフランスじゃないでしょ、ってか。じゃぁ、「ドイツに習え」のキャンペーンはどういう意味だい。ヨーロッパ文明への憧れ、理想の虚構に酔っているのか。矛盾、と言うより誤解、錯覚、催眠術の世界よな。洗脳されているだけ。

アホにされているんやで。表面のヨーロッパの宣伝より、内部の彼らの社会の闇を見て見ないか。彼らの盛大な風力反対のパレードは、闇と見るか、光と見るかは君次第だけどな。悪党のオウムになって安心しているより、自由や正義、真実を求める生き方の方が気楽でいいで。家畜と、野生の猪と、どっちがと思うのだよ。私は四つ足じゃないけどな。