風力発電の被害から学べ

日本のテレビや新聞には、風力発電の被害がニュースになることはない。地域対策のエセたちが言うように、もし土砂災害があるならそんな記事があるだろうに、もともとガセだから心理作戦で延々と金太郎飴になっている。「土砂崩れが心配」と言うオウムたち。「心配」と言う心理的錯覚を醸し出す。巧みに考え抜かれた詐欺でしょ。

風力発電の建設に際して協定書には「低周波により苦痛を与えない」と書いてある。県の環境課でもそのように言っていた。同時に、低周波には基準はないと、ヘッへッと笑っていた。汚い公務員よな。由良町で引き起こされた風力発電の被害(h23年~)は、私の書いた『風力発電の被害』に大急ぎで取りまとめて全国に知らしめた。

今ではこのホームページにより詳しく書いているけれど、あの時はまだ理解している範囲で、出来るだけの怒りを込めたつもりだ。谷口愛子さんから電話があって、亡くなるまでの事が書いてある。いや、あの本を4冊隣町の本屋で買って知人に送ったと言う。それで何が書いてあるのか読んで「もう私のことは書かないでください」と言った。

それから間もなく死んでしまう。h28年の事だ。その年には汐見先生も亡くなったから、私は本当に困ったよ。議員選挙の総スカン、と風力裁判もな。コテンパンにやられっぱなしだ。気が付いている人もいるだろうけど、このページに谷口さんが登場するのは亡くなってからの事だ。それまではまったく受け付けてはくれなかった。

ご自分から助けてくれ、と言ってきた割には身勝手な裏切りを繰り返した。周囲を何重にも取り囲まれていたんだけどな。ちやほやされるのが嬉しかったんだろう。最初、私がこのホームページを始めた時に、内容を充実させるために協力してほしいと頼んだら、完全拒否、誰がそんなものに手を出すかと断られた。

誰もアンタを信用しない、と言うんだからトテモトテモ、私は冷え切ったね。低周波被害者の会の窪田泰さんと、谷口さんは早い時期から喧嘩別れしていた。私がよく紹介する谷口邸での測定グラフは、谷口・窪田、連携の賜物だ。それほどまでに協力し合って全国に風力被害を発信したのに、何が悪かったんだろうか。

窪田さんを私に紹介したのは谷口さんだよ。その後、窪田さんは全国の関係者から悪口を言われて迫害されていた。汐見先生から現金200万円をだまし取ったと言うのだった。私のyoutube動画(morio yura)には汐見先生と窪田さんが共同記者会見をしている場面がある。

この二人は東伊豆町の被害者宅に泊まり込んで測定したり、伊方町で被害者調査をしたりと、当時は最先端の活躍を見せていた。少しだけ話を聞いているけど、手探りで、各地を汗水たらして捜し歩いたのだ。200万円はその活動資金だ。最後に汐見先生に会って話したけど、「クボタは、クボタは、」と言って懐かしそうに言っていた。

由良町には2回来てくれて、私が低周波被害を理解するために真剣に向き合ってくれた。私でさえ、卓越した被害成分があって、その空気振動が内耳を損傷するんだと言う理論が、実感として自覚できなかったんだよ。事実から確信へ、と言うことか。低周波音を測っただけでは、本当の被害メカニズムは分からない。

心にストンと落ちない。だから汐見先生は、「比較的楽な時と、キツイときの測定データを比較して見ろ」と繰り返したのだ。単純なことだったのだ。ただ被害者になると頭がこわばってしまっている。田舎の百姓に、低周波音も、可聴音も分かるかいな。さらに超低周波音と言ったらなおさらよ。

私は新潟の長岡技大で騒音測定の訓練を受けている。コンサルタント会社で環境事業を垣間見ている。プロのシビルエンジニアとして働いたことがあってもこの有様だ。一般の住民には、ホントに何が何だか分からないのが現実だろう。だって有害な低周波音は聞こえないんだからね。

ただ、エネルギーを持った低周波音は気圧変動として、頬っぺたに風圧のように繰り返しを受けているのが分かる。騒音がうるさいのもそのせいだ。音は耳だけで聞くのではなく、全身の感覚として感じ取っている。息苦しくなって、しんどくてならないとか。眼振、眼球が揺れ動いて字が読めないとか。風車病に特有の症状に苦しむでしょ。

日本のtwitterやSNSには、まったく低周波音被害の記事がない。風力発電反対と言って、あたかも心配を見せるグループでも「土砂崩れが心配」と書くからね。そこには風車病に苦しむ被害者のことは何もない。たまにそんな風力被害者の書き込みがあってもそれは疑似餌で、フィッシング詐欺だ。

スパイ工作員、風力発電はどこまで行っても詐欺、嘘でしかない。海外の風力反対には必ずSCAM(詐欺)と書いてあるでしょ。日本も海外も風力被害は同じだ。それが日本では、各地で風力ファシズムとなって、「考える会」、被害者の弾圧、被害隠ぺいのお祭り騒ぎになっている。哀れな被害者たちよ。

なんで怒らないんだろうね。ご自分も含めて、被害者が被害者を笑う。何が面白いのか。そういう社会をコントロールされているのが分からんか。海外では、「Stop wind turbines !」と言って抗議しているで。低周波音の被害があるから止めてくれと抗議しているで。何でそれが日本では土砂崩れが心配なんや。

オチョクラレテいるんやで。日本では低周波被害は認められない。だからどうしたと言うんだ。人間は、豊かで健康に暮らす権利がある。憲法にもそう書いて、日本人が大切にしている価値観だろう。その大事な原則が政治や行政により踏みにじられている。被害者の弾圧、地域破壊が面白い。

日本人よ、気が付こうじゃないか。法律よりも大事なものがある。明治維新はそうやって、全国の志士が集まって作り上げたんやで。人数的にはわずかなヒーローばかりであったのは見ての通りだよ。風力発電をやっつけよう。騙されるのは止めやで。