2023年9月19日 – 由良守生オフィシャルホームページ

私は風力発電の低周波音に苦しんでいるからこのページを書いて抗議を続けている。最初は畑地区の被害者たちから依頼があって、それを真に受けて役場や県、国の省庁に抗議をしたものだった。重症の被害者はすぐに死んでしまったし、あれから10年経った今となっては、誰も風力発電の被害に抗議の声を上げるものはない。

むしろ、わずかな協力金と、構ってくれる、気にかけてくれるサービスが有り難いようだ。彼らは、嬉しいのだった。初めから風力被害のど真ん中にいながら、低周波音の被害者を笑いものにして喜ぶ人たちがいた。なんだコイツラは？　と恐怖に見えたよ。私に対する威嚇、拒否、追放、あざ笑いが繰り返される。

被害者は泣いて私に掴みかかって来たのに、ケロリ、と手のひら返しよ。なかには水利組合で一緒に草刈りや溝掃除をした人もいて、話の出来る人もいたのだ。それが一斉に反旗を翻していたのだ。私一人だから、大したアピールもなかっただろうけど、人々は簡単に価値観を変えていた。重症の被害者が何人もいるんやで。

そして死んでいく人を見ているんやで。それでも人々の判断は変わらなかった。「ほっとけ」親父のアドバイスの通りだったよ。私の住む門前地区では、私の知らない所で完璧な弾圧作戦が実行されていた。我家は旧家で、親類や縁者がたくさんいる。まさかな？　と周囲を見渡したものだよ。

「何でも、ウチには反対なんや」と親父は言った。本家、母屋だからね。維持するだけで大変なことだったのだ。今は、まったくの一人暮らしで由良の遺伝子はこれで潰える。これまで千年もよく続いたんだよ。由良守應の子供たちもボロボロだったからね。私だって、それなりにやることはやってきたつもりだ。

こんな被害地域に新築の家が目立つ。被害があるなら、なんであの人たちはこんな所に家を建てて住もうとするのか、と聞かれる。土地が安い。住民が大人しい。こんな理由で風車が林立する麓に住みたいか。強烈な低周波音を感じないんだろうか。被害者が多く住む地域では、妖気が漂うように、人の気配がどこかおかしい。

今も60人ほどの人が被害感覚を抱えたままジッと息を殺して黙り込んでいる。脳溢血や癌など、病気の原因がある。因果関係が、というより現実に被害を見ているのだ。原発地域と同じ事よ。何もないことはない、と肌感覚で分かるのだ。マイホームの夢だけでなく、風力発電の前のアパートは満室だ。

私はJR由良駅前でアパートを経営しているけど、ガラ空きだからね。経営難に困っているんだよ。しょうがないから、アパートの玄関前で蜜柑の百円売り場をして小遣い稼ぎをしている。盗みが多い。いいお客も多いけどね。かつて近所の百姓たちがやっていた百円売り場はなくなっていた。楽な商売はない。

かといって由良町の人口が増えているわけではない。ドンドンと減っている。耕作放棄地、昔あった里道なんか、もうどこにあるのかも分からない。山の中なんか誰も入らないからね。以前は地域の百姓たちが、なんだかんだと言っては管理、整備していたんだろう。人口減少だけが理由じゃない。

人々の意識が、価値観が変わってしまっていた。55年前の三井造船由良工場の誘致は、今、最悪の結果を見せている。由良風力は三井造船の施工となっている。ペーパーだけな。企業城下町だと？　奴隷制やないか。そんなモノにくっついてダニとして生きる人の卑しさよ。

町が、社会が、人間が徹底的に破壊されているやないか。気が付いた若者は逃げ出すわな。風もないのに風力発電が回っている。こんな微々たる風で、発電なんかあるはずがないだろう。詐欺なんだよ。国を挙げて大掛かりなトリック詐欺に騙されている。太平洋戦争の時の大本営発表と同じ事やで。

ウソばっかりやないか。何のための戦争だったんや。なんで原爆を二発も落とされたんや。それと同じ事よ。何のために風力発電か、という疑問を持たないか。各地の風力発電地域では、いまだに「土砂崩れが心配」と繰り返す。一度摺り込まれた魔法は、消えることなく常に補強が行われている。

それだけの人なんだが、ロボットになった環境運動家には何のことか分からない。カルト信者でしかない。由良町はもちろんのこと、印南町や日高川町の人々には特異なエピソードがある。全国の風力被害地でもそうでしょ。海外の風力反対を見て、アホラシ、とは思わんか。

組織的に騙されているだけなのに、人間としての肌感覚で、風力被害がどうしても分からんか。アホにされているのに、気がつけよな。

Offshore Wind Farms the new Threat to Country | NIRS
<https://nirs.org.au/news/offshore-wind-farms-the-new-threat-to-country/> –
National Indigenous Radio Service

日: 2023年9月19日