恐るべき結果、非人間化する。

地元紙に、隣町の風力記事が載っていた。いつものように「低周波音の被害」の言葉はない。被害者がいて苦しんでいるだろうに、低周波と言ったらアカンのやで。由良町と同じ弾圧があったと聞く。恐怖政治よ。閉された田舎社会だから言葉の自由はない。決められた言葉だけで会話するしかない。住民の結束はカチンコチンに硬いね。

かつて谷口愛子さんがこの地域を聞いて回ったと聞く。風力被害を言っていた人がいつの間にか消えていた。何があったんだろう。由良町でも同じことの繰り返しだったやないか。そう過去を振り返りながら、道徳意識も倫理もなくなっている現実に危機感を覚える。低周波音被害の現実がある。人々は、最初はみなその悪さを体感したはずだ。

それがいつの間にか魔法を掛けられたように「関係ない」、ワシらは何も感じない、と紋切り言葉を言うようになる。被害確率はせいぜい1~3%。山間部だと住んでいる人は少ないから、めったに被害者には会えない。100人住んでいれば1人見つけられるかどうか。汐見文隆医師や海外の文献では30%の人が影響を受けると書いてある。

山々に囲まれた閉鎖区域だから、脳梗塞や癌になる人が分かるだろう。ヘンになった人がいるだろうにな。性格の変化は初めから指摘された。本人には分からない。地域の人はそれが面白いという。もともとがヘンな人だったんやと笑いものよ。全国共通の被害でしょ。役場にしろ議員にしろ、地元の人だから何でも知っているんだよ。

知っていて風力発電の支配に、積極的に参加している。カルトとしか思えない。由良町では私一人だったでしょ。たぶん全国でも私だけだよ。だから各地の自称・風力を考える会からは総スカンを食ってきた。つまりな、各地にある風力を考える会は被害を言ったらアカンのや。風力発電社会を支えるための地域対策なのだ。

風もないのに風車が回っている。電気じゃない。自然エネルギーと言うデモンストレーション、演出なのだ。詐欺、イベントだよ。「土砂崩れが心配です」と彼らは繰り返す。そんな土砂崩れはどこにあるんだい。工事が欲しいのかい。真実の低周波音被害を隠すためのブルーシートなんかい。議員の汚さを見る。すっかり風力の手先として活躍して喜んでいるのだった。

そんなことは住民の人だって分かるわな。しょせんは人々の反映でしかない。水俣や福島の被害者に対する冷酷非情と同じやり方やで。人は弾圧すると人間性を無くして動物になる。その様子がまた面白いという。「今はもう被害を言う人はいません」全国共通のセリフでしょ。じゃぁ、最初の頃の被害者はどうなったんだい。

みんな消えてなくなっていた。たまに残っている人もいるけど、なんかおかしい。なにが生死を分けたのか、本人も被害者同士の付き合いがあるから思うことはあるだろうにな。由良町の畑地区では、生き残りの被害者との交流はもうない。完璧な洗脳、出来上がりになっている。年取って構ってくれるんだから、本人も喜んでいたりね。

良かったじゃないか。私は数人の被害者に鷲掴みにされて泣かれた記憶がある。苦しさに必死になって抵抗していたのだ。あるいはガンや脳梗塞で死んでいく。だからこそアメリカやヨーロッパではあんなにも烈しく拒否しているんやで。と言っても日本人には通じない。由良町で体験したことは、人は、他人の不幸が面白くてならないという現実であった。

家族の人でさえ被害者が邪魔で嫌だったのだ。死んでくれてセイセイした、もう関係ない。御免だよ。と言っている。例外はなかった。私の風力裁判ではみんなが大喜びしたからね。被害者でさえ、ヘッ、と吐き捨てていた。そして喜んでいたのだった。これが下津町や東伊豆町では家族が揃って地域を捨てている。どちらが、という判断は私にはない。

どちらも笑いものにされて終わりよ。印南町では風車のできる前から、被害でも何でも大歓迎だと言っていた。広川町の寺の和尚の実家があって、どんな被害があるのかすべて知っていたんだよ。どちらも教育委員長でエリートさんだからね。笑っていたよ。宗派が違うと、こうもアカンのかいと仏教のアホらしさを見る。

我家は真言宗、臨済宗だが、信心もそこそこにしとこうと思う。近くの御坊市も寂れた町で、人口はもう2万人を切っているだろう。物価が安いだけの特色のない集落になっている。いずれ海岸には風力発電が建ち並ぶんだろうか。今回の風力計画は近くの山々への実施計画だ。東北地方のように、海にも山にも、平野部にも巨大な風力発電が林立するんだろうか。

そして人々は笑って喜んでいる。同じ言葉を同じ順序で話すようになる。ロボット化だ。支配技術やね。何のために、という考えはない。Philosophyがないのだ。誰もカラクリを疑わない。抵抗感はどこにもない。私は近くの和歌山高専を卒業したんだが、一応、工学部なんだから、生徒さんは山々に見える風車の低周波音に関心を持ってもいいんじゃないかと思っている。

そこの先生連中にも真実を求める変わり者が一人ぐらいいても不思議ではないだろう。なんでタブーにするんだろうか。バイオレンスが怖いんだろうかね。全体主義、粛清されるからね。たぶん、彼らは私の事を知っている。長岡技大の人たちも私のホームページを見ているというからね。敵視していることも知っているんだよ。

それがとても残念だよ。せっかく上澄みのような頭の良い人なのにさ。添付した世界の常識が分からない。理解する能力が欠けていたなんて、成績の悪かった劣等感の塊の私から見たら滑稽でしかないんだよ。風力発電に明日はない。家畜になって喜ぶのは止めようやないか。自由に豊かに生きたらいいんやで。

Indígenas wayú cierran territorio y frenan trabajos en parque eólico -Otras Ciudades – Colombia – ELTIEMPO.COM
https://www.eltiempo.com/colombia/otras-ciudades/indigenas-wayu-cierran-territorio-y-frenan-trabajos-en-parque-eolico-734856

https://www.elconfidencial.com/espana/galicia/2023-07-10/varapalo-judicial-xunta-autorizacion-parques-eolicos_3683048/
風力発電所の前後:ガリシアの再生可能エネルギーブームに対する司法の停止 (elconfidencial.com)