人に対する思いやり、優しさ、いたわりの気持ちは無いのかい。

「言ってはならない」、「言えないんだ」とは水俣独特の心理模様だ。初めてその言葉を聞いた45年前は、まだここまでその酷さを理解することはなかった。自分が風力発電の被害に遭い、酷い弾圧に遭って初めて、彼らの地獄の有様が分かった次第よ。ちょうど新潟水俣病があってな、長岡技大で「釣り部」に入っていたから、あの川で魚釣ったらアカンで、と聞かされていた。

守門岳、入広瀬村にはイワナ釣りによく出かけたかな。山歩きが楽しかった。柏崎、出雲崎では、雑魚を釣っていると、水面にポワーッと油膜が広がる現象を見た。海底から石油が噴出していて、海底にすむ魚は石油臭くて嫌な味がした。長岡には石油掘削の井戸から夜な夜な大きな炎が燃えていた。イタイイタイ病とか、当時は結構、公害問題で賑わっていたんだよ。

西名阪自動車道の香芝高架橋の低周波音訴訟もs57年の事だからね。ちょうど橋梁メーカーの横河橋梁の社員がクラスにいて、橋梁設計の先生までその社員だった。御用学者だったんだろう。その時「橋梁からは低周波は発生しない」と言っていた。測って見たら分かることなのに。今も変わらずそうなんやで。長岡技大のホームページには、最新鋭の低周波測定装置を完備していると書いて自慢しているのに、その機械を使って低周波を測定したらアカンのやと言っている。

こんなアホな学者、先生もないわな。それでいて東大、生研の下請けになって風力発電の実証実験だと言っている。頭の良い人で、上澄みみたいな頭脳なんやろ、と思っていたけど、人間の性質としてはゴミ屑やな、と思ったよ。一旦利権組織に参加すると、甘い汁に抜けられないらしい。『サウンド オブ ミュージック』はドイツナチスから逃れてアメリカに亡命する物語だけど、事実だけに世界中で上演された。

ミュージカルとしても、帝国劇場とかで有名女優さんが演じてヒットを飛ばす。日本人にもその素晴らしさが分かるんや、と思わないか。軍人だからドイツのために戦うのが普通だろ。まして貴族の称号を持つ。なんでスタコラさっさと、敵国のアメリカに逃げてしまうのか、と。裏切者やないか。でも日本人でさえ、そんな気持ちにはならない。なぜなのか日本人は考えたこともない。

せっかくの名作に、精神論が抜けている。私たちは何を見て「ドレミの歌」を聞いていたんだろう。やはり君には分からないかい。「同じ事ばかり言う」、「キチガイや」、と私の評価は固定化されている。アホ役をまともに受けたからね。自覚しているつもりだ。谷口さんら被害者が死んだとき、「アホよら、アホよら」と手を叩いて踊って見せた彼らとは基本が違うんだよ。

人種が違う。地域の人々が一斉に敵意を見せて、私を汚い言葉で罵っている。すべて本当の事だ。人物破壊だという。そうやって風力被害者たちは殺されていった。泣き叫んでいたで。それが人々には面白い。【風力の被害など聞いたこともない】と怒りまくっているのだ。社会の崩壊、と言うよりは、人々は連携して協力し合っていた。心理トリックはあるけど、それだけじゃない。

生贄を殺すのが楽しかったのだ。昔の魔女狩り、ユダヤ人狩りみたいな心理だね。今も私の事を「ウソついている」と言っているから、聞いて確かめてみたら面白いで。彼らには根拠はない。受け売りの言葉を、さも本当の事らしく繰り返すから、文章にしてみると実に下らない単純なスローガンになっていることが分かるだろう。洗脳とか心理操作とか、そんな地域政策の成果だろうけど。

私の悪口を言うばかりだよ。畑地区には60人ほどの被害者がいる。私の住む門前地区にも複数人の被害者がいる。そこには、水俣と同じセリフが繰り返される。「言ってはならない」、「言えないんだ」。自分を否定することになる。水銀被害じゃあるまいに。頭をやられるから、精神疾患だと白状するようなもんか。人々の蔑視、差別に遭って泣き悲しむか。私は家柄があるから、やっと人との違いが理解できたよ。

やっぱりそういうことやった。先祖の血だと自覚する。でも最初はな、畑地区の被害者たちでも嘆き苦しんでいたんやで。私を鷲掴みにして泣いて死んだ人もいた。どうしましょ、と戸惑ったよ。それがいつの間にか皆さん手のひら返しになる。さすが、と、これもまた昔からの社会性に理解ができたよ。こんな社会なんですわ、とさ。言っとくがそれらの被害者に対する弾圧も、相当なヒドイ虐待があったと聞いている。

個人も悪かったし、それが集団で組織的にやられる。誰も耐えられなかったみたいだね。私は一人、もともとが貴族だから違うんだよ。だから『サウンドオブミュージック』の精神性が理解できる。そこに描かれる風力ファシズムの酷さもな。Windwahn(風の妄想)、ドイツ語の辞書を見るとそう書いてある。検索してもたくさん出てくるで。ドイツに習え、とスローガンにする割には、日本人は誰もドイツの内部は分からない。

インターネットで検索すればよいのに。そんな思考は無いのだよ。ロボット化、動物化されている。江戸時代の蛮社の獄、安政の大獄みたいだと思わないか。風力裁判がそうだったで。それで投獄されていた由良守應を身近に感じたものさ。血筋だからどうしようもない。日本でも風力被害は明らかになっている。しかし誰もその事を言葉にできないでいる。言葉を奪われている。

【土砂崩れが心配です。だから風力には反対なんだ】と全国で言っているだろ。心理操作、魔法の呪文を理解しないかい。「考える会」の欺瞞、嘘八百を見破ろうぜい。アホにされているだけ。黙っていたら殺されるんやで。これは戦争やな、と感じている。日本だけ「Stop wind turbines」(風力発電を止めろ)の言葉がない。いい加減にこの事実に気がつけ。

https://www.hm3.aitai.ne.jp/‾hato/sikou/sikou128_yura_zoku_siron2-1_141016.htm