風力発電の低周波音被害の基本

インターネットで検索して見ると、「風力発電反対」、「風力発電被害」とキーワードごとに、ドツサリとサイトがアップされている。エセ反対、ペテンの風力記事が覆っている。10年前には各地の風力被害者たちが苦しみの症状を訴えていたもんだけどな。それが一つもなくなっているのだ。今や私一人だけ。貴重な、天然記念物やな、と思っている。

低周波音被害を研究論文として記載する人もいない。読む人がいないからね。日本で、お花畑と言われる人たちは、しょせんは烏合の衆で、上から言われたスローガンを合唱するだけのトリックになっている。何が悪いのか、何が間違っているのか、なんて考えも価値観もない。原子力発電は、反原発運動で有名だけど、今やすっかり中身が代わっているでしょ。

再エネにエネルギー転換するのだ、とかね。あるいは産経のように、再エネと原発のキャンペーン紙となったものもある。商業新聞の典型よ。全国の環境運動会も、これと同じ事だ。2011年、私が風力被害に関わってから「考える会」とか環境運動家の存在が明らかになる。「彼らはいったい何者で、何を目的にしているのか」全国レベルでそう伝えられたものだよ。

御用学者を連れてきてはヘンな勉強会を繰り広げる。Youtube動画にたくさんアップされていたから見た人は多いだろう。低周波音被害を否定するトリックと、地域対策の連帯感よ。言葉を替えて、環境省の報告書と中身は同じものだ。一般の人には影響はありません、とな。あるいは、「土砂崩れが心配です」というのだった。私にまで電話してきてそう言うんだからね、その人らは勝ち誇っていたよ。

低周波音の被害に苦しむ者に、「ワシらは土砂災害なんや」と叫ぶのだった。環境ゴロよな。吐き気がしたで。そのような空気、被害者に対する弾圧が彼らの正義だったのだ。彼らこそ「虚構」だよ。風力発電とは、もともとが嘘八百の世界だと書いてきた。それで各地に反対運動が起こるのかと思ったら、その自称反対運動も偽物のトリックとして策略の一環だったのだ。

初めからそう言われていたことは関係者なら周知の事実だ。普通に考えたら、それはオカシイデショ、と思えることでも、新聞やテレビ、総理大臣が「再エネの更なる推進」とか言って国策として風力発電を建設していった。再エネ賦課金なんてヘンでしょ。使ってもいない電気代を支払うんやで。山田征さんという人が、再エネ賦課金は払いませんと拒否すると、電気を止められたからね。

見せしめよ。日本人の誰もが反対できない「空気」が出来上がっていた。もし再エネに反対するならコテンパンに叩きのめされる。風力裁判は全国でも有名だよ。下関市では1500万円の罰金と懲役刑だからね。私も「懲役にしてやろうか」と散々に脅されたからね。これが警察、検察、裁判所の正体なのだった。弁護士も酷かったからね。笑ったよ。

安政の大獄を体験したよ。誰も味方する者はいなかった。笑いものにするだけだよ。誤解とか無知とかではなく、日本人はお上に逆らうものに対しては憎しみしかないのを見た。判官贔屓はなかった。『民衆の敵』のストックマンよ。太平洋戦争の時の権力構造と同じ有様を見る。誰も反対できないのかい。東条のアホ言葉「生きて虜囚の辱めを受けず」とか。

能役者の倅、そう言われている。ピッタシや。さて、風力発電は止まっている時と、回っている時の差は、分析図にすると40dbの差がある。対数表示だから10000倍のエネルギー変化がある。周波数1㎐の波長は340mあるから住宅はすっぽりと入ってしまう。気圧変動だから逃げる方法はない。これがそのままどこまでも伝播する。エネルギーを持った空気振動なのだ。

1.2㎞離れた我家でさえ30dbの差異で振動している。当初は天井板がブーンッと鳴っていた。畑地区の谷口邸では、畳の下から湧き上がるような恐ろしい轟、振動があったという。深夜、とても家の中には居られないで、表に停めた車の中で過ごしたという。同じ体験を持つ人は多い。ほとんどすぐに死んだけどな。因果関係はないって。

同じ由良町に住みながら、家族や友人、知人もいながら、誰も抵抗できないでいる。むしろ被害者を否定して、手を叩いて喜んでいる。こんな事態があるだろうか。東北や北海道では、林立する風車の中でたくさんの人々が暮らしている。それが、彼らは皆嬉しそうに笑っているのだ。カルトやないか。気持ち悪くないか。普通に見たら、なんやこれは! と驚く風景なのにさ。

海外なら抗議デモが起こされているのに、日本の人々はとても幸せにしているのだった。由良町にも同じ価値観があってね、「風力はワシらのもんや、オマエラ関係ない」と叫ばれる。よっぽど風力発電が自慢らしいのだ。トテモトテモ、私とは人種も価値観も違う。いろんな動物があるもんだと思う。外国から見ると、えらい特異な国だと思うで。価値観の共有はできない。

金儲けのダシかい。近隣の町でも風力発電の建設が進んでいる。土砂崩れだというばかりよ。リテラシー、人間としての能力はないんかい。アッ、それは私の事か。周囲の人々に合わせて協調はできないんか。いや、私は御免だね。完璧な奴隷になった人たちを見て、よく何も考えないで生きていられるな、と思う。アウシュビッツの強制収容所みたいやで。

迫害されて消滅させられる。現実を見る日本人、怒りを感じる人はいないものかね。