すべて嘘やで

由良町の隣に印南町、日高川町という町があって、既に風力発電が林立している。低周波音の被害がすごくてね、被害者が言葉にならない苦しさを訴えていた。谷口愛子さんが聞き込みを繰り返していたけど、今はもう誰も風力被害を言葉にする人はいない。俯いて黙り込むんだとさ。私の名は有名でね、絶対に相手になってはならないと決められている。

由良町でもそうだから、人々は誰が敵であるのか十分に理解して喜んでいる。「ワシらは風力に反対ではない」、「議員さんに任せている」と言うのだった。樮川地区に行って見たら分かるけど、すごいで。たぶん低周波音は80dbを超えている。集落が地形的に、低周波音のたまり場になっている。複雑に入り組んだ小さな谷間の事だからね。

へばりつき現象と共に、滞在波と云うんだろうか、逃げ場所がないんだよ。頭をやられるわな。調査したら面白い症状のサンプルが得られる。上流には印南ダムが出来ていて、人々は危険な下流域に住んでいる。協力金を貰える。なんて素敵な社会政策よな。ジャーナリストたちが言うには、もうすぐ産廃の処理施設ができるだろうと言っていた。

計画通りなんだとか。地域社会なんてコテンパンだよ。いや、人々はとても喜んでいて幸せそうだ。私は、風力建設前に何度か訪ねたけれど、待ちに待っていました、と風力を期待していたからね。今ももちろん人々は笑って暮らしている。なかには鬱屈した人もいるらしいが、いずれ消えていく。そういう政策なんだよ。

日本では、私一人が風力社会を間違っていると指摘している。そこに住む人々の幸せ感は偽物だ、カルトだと考えている。だって人々には自分の人生や人間性に尊厳がないのだった。上から言われるままよ。人として何も思わないんやね。それが彼らと話していて、これはアカンワナ、と思ったことだった。

「被害でも何でも、あったらありがたいんよ。何もない所だから」とさ。添付の記事には、この地域の顛末が書いてある。いつものように土砂崩れが心配だというのだ。全国一律、決まりきった文章が風力地域に張り付けられる。人々に、いや、もう日本人と言っておこう、このペテンが分からない。

最初から風力発電はウソでしかないのは、発電能力、電源としての利用価値のないことで分かっている。嘘八百なのだ。同時に低周波音被害がある。環境省の調査報告書には「被害を訴えるものは精神疾患のもの」だと書いてある。延々と毎年、低周波音被害を否定している。水俣病のやり方と同じだ。被害者を弾圧することが面白いのだ。優越感。

同じ地域に住む人でも、被害者を差別して扱き下ろして喜んでいる。権力の手先となったら、人はこんなにも悪党になれるのだ。もともとがそんなものでしかなかったことを見ているけどな。風力は人の悪意を高揚するらしい。私なんか由良町で村八分、悪口の定番だよ。人種が違う。一緒にしないでくれ、と私は思っている。

ここでもアメリカやヨーロッパ諸国でやっている風力反対運動や抗議デモだ。各国、各地域で激しい拒否を示している。日本の環境運動家はよく「ドイツに習え」と繰り返しているけど、ドイツの各地ではどこでもカンカンになって風力発電はいらない「Kein windpark」と言っている。日本とは大違いだよ。

これだけ外人さんが日本に来て、我々日本人も外国旅行しているのに、ドイツの当たり前なニュースが分からない。知らないだけか? 日本の環境運動家だってドイツのことは知らない。受け売り言葉、オウムでしかない。嘘八百なのに、大本営発表だから固く信じている。日本人は変わらないね。感覚が一つ欠けている。

日本民族は確かにまじめでよく働くし、能力も高いと定評がある。しかしこの風力被害を通じて見えてくるのは、太平洋戦争の時と同じ単純なアホさだ。モラルも道徳も、簡単に捨て去って「言われたこと」を繰り返すのだ。意味なんかないのにね。特攻なんて未だに賛美する人がいるからね。靖国も大変だよ。国策や政府に責任感なんかどこにもないからね。

カラッポ。無責任主義。じゃぁ、「言われたこと」って何だ。その場限りの出鱈目でしかない。だーれも、責任取らないんやで。2018.1/22日、1/20日のページに録音を載せているけど、誰もその意味が分からない。これが由良町の悲劇の原因なのに、被害者を笑いものにして殺して喜んでいた。みんな嬉しかったんやで。それがこの添付記事の本質だ。

私が今、この地域にドライブすると、人々は険しい目つきで睨んでくる。風力の写真など撮っていたら、ジッと集団で見つめているからね。カルト教団の恐ろしさよ。風力地域では人々はこんなにして洗脳されるのやで。摺り込まれたイメージ、妄想でしかないんだけどな。人の心が(もしあったらの話だが)、完全にコントロールされるのだ。

心理学の実験では、何度やってもその効力が証明されている。ナチスのホロコースト、看守や囚人のシステム管理は、今も普通に効果がある。だってさ、東北や北海道の風力発電の林立する中で人々は笑顔で喜んでいるでしょ。異常だよ。それが由良町でも、印南町でも日高川町でも同じ心理コントロールで被害者を弾圧して喜んでいるのだ。

世界にはない日本独特な精神性なのかえ。じゃ、私一人が日本人ではないみたいな、孤独感、寂しさに打ち震えるのか。花も紅葉もなかりけり、とか。季節の変わり目で、風力発電の低周波音が苦しくてならない。こんな被害感は私だけじゃないだろうにな。これまでの被害を言葉にして訴えませんか。関係ない、ってか。