人の不幸が面白くてならない。

私の管理する駅前アパートの敷地にひび割れが出来て断層のあることが露わになっている。水道管の破裂、屋根の破損、雨漏りがするから、なんでやろ? と思ったら、それは基礎部分で振動したんやね。昔は田んぼで、そこにはタンゴ(糞ダメ)の大きな穴があった。南海地震で分からなかったんだろうかね。

少し離れた我家の裏山でも、大きなひび割れが出来て、蜜柑畑が崩れてきている。大きな地震が来たら一気に崩れ去るだろう。もう部分的には石垣があちこちで崩壊している。この辺は大昔は海だったという。カニや貝の化石があるからね。地震の兆候だろうか。地盤にストレスがかかって、弱線、断層にひずみが出る。

あるいは地中のエネルギーを開放して、それで地震を防いでいるのか。不気味な地盤変動に、そろそろ南海地震が来る頃だと考える。周期的には今、来たっておかしくはない。天災は忘れたころに必ず来る。さて風力発電の低周波音の被害だ。季節が秋に代わり、めっきり涼しくなっている。空気が乾燥する。

大気の温度差が、低周波音の伝播をしやすくする層を形成する。2019.3/11、3/12、3/26日のページにアップしたアメリカJGRの調査研究の論文には、100㎞離れても、楽々と風力発電由来の低周波音の伝播を確認している。倍音、高調波があるからそれが風力発電の低周波音だと分かるのだ。

日本で今、使われている簡易な低周波音測定器でも、現地で測っているうちに、アッ、風力発電や、と分かるんやで。低周波音被害、風車病の原因は、人の耳には聞こえない周波数2Hz辺りの卓越した被害成分だ。分析図(db-Hz)にせずとも、圧力グラフ(時系列の音圧変化)を見るだけで、リズミカルに繰り返される気圧変動が見て取れる。

人工的な低周波音被害だ。各地でやっている自称、風力反対は、この低周波音の物理現象には触れることはない。被害の核心なんだが、水俣方式で測ったらアカンのやで。被害者に原因がある。精神疾患とか障害者だとか。全国のそういった「考える会」を俯瞰すると、彼らがいかに下劣な風力の先兵であることか分かるだろう。

「更年期障害なんだよ」とお決まりの笑いものにしていしまう。権力をバックにしているから彼らは自信満々よな。事業の手先になると、人はこうも悪党に徹するのだよ。由良町の畑地区でそれを見たでしょ。谷口さんら被害者の最後を直接聞いたんでしょ。しかし日本人には誰も関心を持つ人も、助けようとする気概も見ることはなかった。

h18年の東伊豆町や伊方町でもそうだったけどな。近くでは下津町の大窪地区や広川町、最近では由良町の周辺の印南町や日高川町にいくらでも被害者の残骸を見る。人々は笑顔を見せて喜んでいる。「被害はない!」目を剥いて怒鳴りつけられる。その感情の原因は、いったい何の意味があるんだろうかね。理由があるんでしょ。人が被害に遭って苦しんでいる。

それが面白い。現実に、風力被害者たちの苦しみ狂い死んでいく様子を見ながら、ついに周囲の人々は何が幸せなのかを思い知ったのだ。みんなで頑張っていく。風力発電のことは言ってはならない。風力の被害など聞いたこともない、とな。私も最近は面白くなってきたんだよ。良かったじゃないか。私の負けだよ。キミらは勝ったんだ。

だから大威張りして偉そうにしているんでしょ。実際にエライと思うよ。日本では誰も否定できない事実だ。私だけが違うけどな。そして世界的には特殊な心理構造を見せている。私は、彼らが特殊な洗脳、心理工作を受けたから今のような状態になったとは思っていない。たまたま谷口さんから依頼を受けて、たくさんの資料や環境運動家がやってくることになって、風力被害の酷さを見てしまったのだ。

私自身が酷い低周波音被害者になっているしな。被害者たちと手を取り合って話し込んだものさ。彼らがなんで私を裏切り、敵対するようになったのかは知らない。相性が悪かったんだろう。それらの人はほとんど死んでしまっているから、もうどうでもいいことだ。出来るだけの対応はしたと考える。

彼らの断末魔を見たから、『風力発電の被害』に書き込んで日本中に発信したから、少しは効果があったんだろうか、と自負している。私を否定する人ばかりだけどな。日本人は、どうしても「土砂崩れが心配です」と結論する。何が問題なのか分からないのだ。そのアホぶりを見て私も安心するのだ。しょせんは人種が違う。

東北や北海道の風力発電が林立する地域でも、人が、自発的に被害に抵抗することはなかった。人間として、とらねばならない役割を感じる人はいなかった。初めからカルトであった。動画にたくさん彼らの勉強会がアップされていたから見た人は多いだろう。気持ち悪いのに、誰も言葉にしない。分からないのだ。人間じゃないな、と思ったよ。

由良町で同じ光景を見ているからね。人の不幸が面白くてならない。「ワシらは面白うてならんのや、ワッハッハッ」と言って笑うのだった。有害な低周波音によって人の心は高揚するからね。抑えられない感情の衝動に、被害者をアホにして喜ぶのだ。「アホよら、アホよら」と言って踊り出す。どちらが被害者なのか、分からない。そういう地域、そんな人でしかないのだ。

昔、45年前に会った水俣の人でもそうだったかな。逃げ出した人は多いでしょ。風土病だと思ったよ。行政も政治も、地域社会もそんなものでしかない。そっくりそのまま風力発電の被害にかぶさるのだ。風力発電の何が悪いのか、日本人にはこれからも分からない。価値観がない。Philosophyがない。西洋の物真似、明治維新のまま、近代化したのに精神は変わらない。

いや、風力発電は発電なんかしていないから、感覚的におかしいと分かるんだけどな。季節の変わり目に、風力発電の低周波音は酷く頭に堪えるのだ。目まいと耳鳴り、体のしんどさ、人々の無関心、社会はすっかり断たれていた。何でも出来る町かー。これがグローバル社会か。私には魂のない人形の様な風景に見えるけどな。戦争して殺し合うよりマシか。