「谷口愛子、風力発電」と検索して見た。

もう昔の話になってしまったけれど、検索して見たら谷口さんの記事がたくさんアップされていた。由良町では誰も見ないね。思い出すこともないだろう。谷口さんから最初の被害状況を聞いたのは、2011(h23)年11月末の事だった。私の書いた『風力発電の被害』は、此処から書き始めて亡くなるまでのことを書いてある。

いや、この本を見て、すぐに死んでしまったというべきか。被害者たちの苦しみや悲しみが浸み込んで臭い立つような恨みが込められてある。由良町では1冊だけ売れたけれど、別ルートの本が我家の蜜柑畑にボロボロにされて捨てられてあったけれど、人々のこの本に対する拒否は異常なほど過激な場面を見せてくれた。

「この本を読んでくれ」そう言って差し出すと「アホかっ!」と言って投げつけられたものだよ。その人は憎しみに燃えていた。なぜな。なぜそれほど風力発電の低周波音の被害を訴えると酷い拒否と、憎しみを見せつけられるのか。10年経った今もそうだからね。人々の勝ち誇った姿に、とうに私の抗議する言葉は消えていた。

この人はあかんな。その繰り返しよ。それでこのページを使って、毎日のように何が悪いのかを分析して見せてきた。風力被害は全国どこでも同じものだ。低周波音被害、風車病だよ。精神的なストレスからか、ヘンになる人がいる。いきなり過激な言葉で叫ばれるからね。頭をやられるようだ。それと癌になる。脳梗塞になる。

他にも、風力発電の低周波音被害によつて病気になるケースがあるる。心臓パクパクとかね。気絶するとか。キミが被害者なら体験しただろう。日本だけじゃない。世界中で同じ被害があるんだよ。ニーナビアポントの『Wind Turbine Syndrome』は有名だ。アマゾンの書評には酷い書き込みがあるから合わせて読むがよい。

日本と同じ事になっている。被害を訴えるものに対する誹謗中傷だ。これがすごいことになっている。悪とは何か、見本市になっている。日本での風力被害者に対する弾圧は、これも世界的に卓越しているだろう。水俣病がその先例にある。水銀病とは言わない。新潟市で同じ水銀被害があったけれど、やはり新潟水俣病だという。

ブラジルで原住民が水銀被害に遭っても、水俣病だという。原因は水銀なのに、水俣という社会風土が、対応の仕方が、「水俣病」とい固有名詞を作ってしまった。私もs57年に新聞記事を見て風土病か、と思ったよ。ジョニーデップの映画『MINAMATA』はそのことをテーマにしていると思う。しかし日本人にはどうしてもそのことが分からない。

とくに水俣の人にはな。同じ場面を風力発電の被害に見るのだ。「オマエは日本人か」そう言われることがあるけれど、そうだよ、真実は一つだと答えている。添付の谷口さんは、生きている時には周囲からコテンパンに対策されていた。何重にも取り囲まれて、有頂天? になって電話してきたこともある。

「猿回しのサルにされて・」と低周波音被害者の会の窪田泰さんは伝えてきた。窪田泰さんを紹介したのは谷口さんなのに、二人は大喧嘩してしまう。私に対してもな。引き剥がし、孤立化、人物破壊の地域対策よな。いいように心理コントロールされるのだ。原発計画の時より、さらに洗練されている。人々は簡単にコントロールされていた。

人々は心理操作されることが嬉しいのだ。構ってくれるんだもの、役割を果たして褒めてもらえる。権力の手先、社会的な分業に進んで役割を演じていた。簡単なことだったのだよ。私なんか畑地区を歩いているだけで「出ていけっ」と叫ばれたからね。「被害はないっ」とか言ってね。何がそうまでしてヒステリックに感情的になっているんだろうかと驚いたもんさ。

低周波音のせい、そう思っていたけど、洗脳、役割を果たしていたんやね。アンドロイドになっていたんや。今、それらの人は姿を見かけない。10年も経ったら、社会の表舞台からは消えていた。谷口さんもな。地域対策は完璧に実行されたということだ。「風力発電反対」と検索すると、Googleと、ヤフーでは随分と中身が違っている。

どちらも各地の自称・風力反対をアップしているけれど、ヤフーの画像集に私の記事がたくさん出ていた。Googleには私の記事はもうない。面白いのは、どちらも奇妙な反対理由のオンパレードになっている。景観、土砂災害、環境工学からの引用、私は土木科卒業の土木エンジニアだからね、実際にこんな言葉を使ってダムや発電所の景観設計を報告書にまとめてきた。

これらのエセ反対運動には被害者の言葉がない。騒音という表現はあっても、私や谷口さんが経験した非道な弾圧の場面はどこにもない。つまりヤラセ、ニセモノでしかない。彼らには何を言っても通じない。国策なんだよ。水俣や福島の被害者と同じで、消えてなくなれ、ということに尽きる。ナチズムと同じ心理だ。民族浄化、優性思想を振りまく。

精神疾患だの、障害者の症状だの、よく言うで。この段階で気が付く日本人がいてもよさそうなもんだよ。それが一人もいないことが不思議で、私の限界を見る。アホよら、と笑いものにする人々が羨ましいか。いやいや、答えは初めからある。ドイツやフランス、アメリカの風力反対を見れば分かるだろう。それが分からないのは世界で日本だけ。

これが面白いと考える。私の日本人論が深められるから。軽薄、軽率、吹けば飛ぶような日本人か。