やっと稲刈りが終わった。

今年はとても暑くて、9月になっても連日35℃が続いていた。朝の気温が28℃もある。一日中、冷房を付けっぱなしだ。かつて、サラリーマンだった時、強い冷房の冷え冷えが身に応えた。田舎に帰ったら、美味しいお茶(茶畑がある)と、冷房のない気楽な生活がいいな、と思っていた。冷房なしでは生きて行けんわ。気温だけでなく、湿度が高い。田んぼは、とくに蒸し暑い。逃げ場がない。

絞りだす大汗に、日に何度もシャワーを浴びている。目の前の山々には21基の風力が回っている。耳が痛い。麓の連中は暑さか、年老いたせいか、誰も姿を現さない。コミュニケーションがない。私が嫌われているから、あるいは保身のためにジッと身を潜めている。近くの化学工場からの騒音が酷い。私が低周波被害者だから余計に騒音に敏感になっている。風力事業者たちは、あれだ、あれだ、と、その工場を指さしていた。

悪党は何を言っても汚い。彼らは全国で被害者を虐待して喜んでいる。普通の人ではない。それがまた役場と連携して地域支配を強めている。カチンコチンやな。たまに工場の騒音がうるさいと愚痴をこぼす人がいる。それだけだ。何もできやしない。私を唆したつもりが、これまで何度も騙されたから笑ってやる。【アンタだけだよ】ヘッへッと笑い返していた。もはや人ではない。そういう人たちが地域の風土となっていた。

特殊な音環境に覆われた町。人としての思考や感情を奪われてロボットの様に管理されている。心理分析したら、たぶんもうやっている。東伊豆町、南伊豆町、伊方町、その他にもたくさんの風力被害地があった。由良町も同じことなんだよ。あれだけ真剣な被害情報を発信しながら、みーんな消えてしまった。風力の被害など聞いたこともないって。生死を分けたものが何であるのか、私にも分からない。

地域の住民に何があったのかも、正直言って、不思議としか言いようはない。ただ、谷口さんから電話があって、「いったい何があったんよ❓」と何度も問いただされたことを覚えている。急激に人々の言動、反応は変わっていた。まるで洗脳の薬を飲まされたみたいにな。キーワードを告げると、同じ言葉がスラスラと出てくる。条件反射で、「ワシらは風力には反対ではありません」、と繰り返す。

谷口さんも一時、その言葉を繰り返していた。社会全体が、確かにすべての人が同じ言葉を言っていたのだ。ウソのような本当の話だ。東伊豆町の風力事件はh18年だから、もうそんな風力のことなど覚えている人はいない。いや、目の前に風力はあるんだが、彼らには見えないのだ。たとえ被害に苦しむ人でも、言葉がないのだ。人間改造、家畜化の恐怖よな。自己家畜化するんだよ。奴隷根性という。

ハリウッド映画では、自己を無くした最も忌み嫌うテーマなのに、日本では、皆、嬉々として奴隷の言葉を呟いている。ワシらは何でも知っている。オマエは間違っている。ワシらは町長が正しいと信じている。本当に何度もその言葉をマントラのように聞いていた。これが被害地の、たぶん被害に苦しむ者たちのすべてなのだ。私に対する嫌悪の酷さよ。私を恨むがよい。もともとの人種が違うんだよ。

どんなに学歴があろうと、大金持ちになっても、私には敵うまい。私は自由に気ままに生きている。キサマラとは違うんだよ。同じ町の人々からアホにされて喜んでいろ。よくもあんな煩い所に住んでいられるな、とな。もはや何を言っても分からないか。このまま、日本全体に風力が広まっていくんだろうか。メガソーラー反対と聞くけれど、風力反対はペテンのエセばかりだ。その太陽パネルでも、実態はお花畑で、中身はない。

風力被害の話を持ち掛けると、サッと逃げてしまう。環境運動家とも見えないし、何だろうかね、新しい野次馬祭りかな。風力祭りも見たし、これだけの被害拡散を見ながら、各地で、誰も反対、反抗できないとは情けない。ニセモノは多く見た。いい人も腰砕けになったんだろうかね。私だって誰も助けてやれなかったし、今も21基の風力がバンバン回っている。警察に逮捕されるは、人々の嘲笑の的にされるわ、コテンパンだよ。

私一人の顛末だけどな。キミ等は賢いから、何も言わずに黙って見ているかい。カネが有り余っている。電気もな。それらのある有難みが分からなくされている。錯覚、勘違いしていることに思いをはせる。もうすぐ戦争が始まるのか。国が亡ぶんだろうか。真剣に考える人はいないものか。