風力と共に滅ぶもの

風力発電の被害は、水俣病によく似ている。s56年、九州の水俣付近の学生がいて、それとなく水俣病の事を聞いていた。言うたらアカンのや、言えないんだ、という。これがタブーか、しかし新聞記事などを見ていて、風土病みたいやな、と感じていた。新潟には、ツツガムシ病というのがあって、全国から集まった学生に注意するようにと言われていた。

ダニによる感染病らしかった。コウモリの多い地域だったから、未開地、ド田舎やな、と思ったさ。テレビ番組もNHKと新潟放送の二つしかなかった。関西、和歌山とは文化が違う。たまたま広島の学生がいて、被爆二世だという。差別は止めてネ、と笑って言われた。意味がよく分からない。しばらくすると、水俣も広島も、差別が酷いんだと教えられる。

写真を見たらさ、どちらも悲惨やないか。正視に耐えんわな。私はそういうのがとても苦手で、それで彼らはそんな話題を避けたのかと理解する。水俣の風力計画はh18年だったか、由良町よりも早く始まっていた。特殊な公害の地域だから、ヘンテコな環境運動家たちが跋扈する。Youtube動画にしてアップしていたから見ると、土砂崩れが心配です、とやっていた。

プロの運動家やな、と見ていた。チッソの非道な一派のお祭り騒ぎだ。原発と同じ地域要員、それが環境運動に化けて演じていた。住民たちは、何のことやら分からない、というより、水俣病対策で破壊されつくしている。何人かの人と話したけれど、ワァッーというドス黒い呪いがあった。すべてが作りものなんだよ。人間も社会もな。

今はその風力計画もどうなっているか知らない。あまりのアホらしさに、トテモ、手の出せる世界ではなかった。日吉フミコとか、原田正純とか、奇跡だったんだよ。タイヘンな弾圧に苦しんだと聞いている。私も懲罰議会を繰り返したからね。政治や行政が、どんな悪意に固まるものか、このページに書いてきた。

結果は、水俣と同じで、これが日本人社会の掟か、と気が付いている。「水俣学において・」ってか、笑ってしまったね。そこまで悪を演出できる環境運動が覆っていた。誰も反対しないし、感心もない。それで生きていけるんだね。独特なデストピアよ。みなさん逃げ出したでしょ。恐ろしい被害にあうと、どこでも、誰でも、オカシクナル。

この視点が原点にある。全国の風力被害地を見よ。h23年の由良町の風力被害は、h18年の東伊豆町の風力事件と相まって、全国に知れ渡った。汐見文隆医師、小林芳正教授が参加してくれた。神様だと思ったよ。私だけでは、ここまで来れなかった。今も、風力発電の低周波被害と言えば、この二人が有名だ。

この事実を前にして、全国のエセ反対は、「私たちは土砂崩れが心配なんです」と繰り返す。そのアホぶりに笑えてこないか。彼らのパンフには、風車の脇の切り土に、少し崩落がある写真があった。別段、それが何かの災害とも思われない。地山を切り開いたら、多少の崩落はあるわな。そんなこと言ったら、宅地造成も、農地の圃場整備もできないやないか。

因縁を付けているだけ、ヤクザ稼業みたいな作文に、これはないやろ、と誰も思わないんやね。前ページには、そんなペテンのエセ反対を紹介した。たくさんの住民・被害者が風車病に苦しんでいるのに、カルトになった環境運動家が【風力反対】と、特殊な目的を持った理由をあげつらう。土砂崩れがどうしたんや、言ってみろ。イカサマやないか。

低周波被害、風車病の苦しみはどうしてくれるんや。これが結論としてあるのにさ、全然別な話にすり替わっている。これが恐ろしい魔法の力になって呪いをかける。精神破壊だ。人間穂破壊する。実際に風力を建てる前から、抵抗する気力、魂を奪い取る。日本人は誰一人として抵抗する者はない。自業自得と言えば、それ以外にないか。

私が、由良町で行われた被害者の虐待を伝えても、誰一人として反応する人はいなかった。水俣市では笑いものよ。アホにされて終わった。ジャーナリストも逃げ出すからね。鉄壁の閉鎖空間に仕立てられていた。被害にあう地域は、どこでも似たものよ。騙されたものが悪い。しかし、その被害地に住む人はよく我慢が出来るね。

由良町の強烈な低周波音を感じながら、人々の俯いて暮らす従順は、いったい何だろうと思うのだ。海外ならどこでも、「Stop wind turbines !」と言って抗議している。日本だけ、それがない。騙されているだけじゃない。家畜政策、カネ儲けのダシ、看守と囚人の実験場、ようこそ地獄へ。

https://yuramorio.com/2018/01/page/5