稲刈りをやっている。

風力発電の低周波被害を訴えてきて、被害者の裏切り、世間の嘲笑い、役場や議員の弾圧に遭ってきた。たった一人になっても、私は初心を貫いている。私は内気なタイプで、もともと友人や知人は少ないと思っている。畑地区の谷口愛子さんは、私の逆で、誰とでも話が出来る社交性を発揮していた。私のようなドン臭いのは軽蔑していただろう、何度かグループでドライブして遊びに行ったことがある。

その友人たちはすべて谷口さんを裏切っていた。ワシらは何でもいいんや、という。ご自分も風力の低周波に苦しみながら、この被害を訴える者に、否定的な言葉にすり替わる。もちろん私に対する嫌悪はものすごい。何も知らない人で、これまで何もなかったら、私も反発することもなかっただろう。いや、それでも知らない人から被害の否定を宣言されると結構、傷ついてきた。

仲よくドライブして遊んだ人が手のひら返しをする。たまらんなぁ。谷口さんだって、ひと月しない内に私を拒否していた。2016年に亡くなるまで、よくも会話が続いたものよ。ボロボロやった。それまでにはたくさんの被害者が次々と死んでいく。地獄絵を見ていた。スパイ工作員のカラクリは見たら分かるのに、と思ったけどな。その人や、社会の内部に、被害者弾圧の原因があった。

水俣病と同じ構図だ。差別の厳しい地域だから、余計に嫌悪が募る。私が嫌われているのにね。分かっているて。今、稲刈りをしている。写真のように、ヨバイ草が覆ってしまって大変よ。除草剤はやっているんだが、効かなかったみたいだ。もう数年こんな状態を繰り返す。年々、酷くなるかな。田んぼに、ヨバイ草が浸み付いている。我家の田んぼだけ、何でやろ❓ 近隣の百姓さんは笑ってくれる。

クリンチャーをやったらいいで、とか。面積が広いからね。その金額に、諦めていたかな。来年は、チョットはカネかけて、対策してみるつもりだ。それにしても殺人的な暑さよ。目の前の山々には風力発電が林立している。回っていても、止まっていても、有害な低周波音は由良谷に満ちている。へばりつき現象がある。24時間、毎日、低周波音の響きにストレスを感じているのは私だけではあるまい。

苦しい気持ちを漏らすアホもいる。はよ死んだら楽になるで。どうせ私を裏切りあざ笑っているから、人の苦しみが可笑しく感じられる。家畜でしかないのだ。反面教師にして、そうはなるまい、と信じている。山口県の新聞に、また風力反対?の記事が載っている。派手な見出しに、低周波音の言葉が一つもない。これは東北でやっている風力記事も同じことでな、言論統制、思想統一になっていることが分かる。

「土砂崩れが心配です」と書いてある。この連中は、低周波音の被害に苦しみ死んでいることを知らないのか、と言っても通じない。お花畑なのだ。和歌山でも、有田川町や日高川町で、同じ言葉が舞い上がる。由良町の隣町なんやで。谷口さんが一生懸命に風力被害を伝えた。私も行って、由良町の風力被害の酷さを伝えた。資料もドッサリ渡して説明したつもりだ。それでもアカンな。

親類や知人を頼りに、誠の限りを尽くしたつもりだ。吉田松陰のように、首をチョン、とされて終わりだ。おなじ幕末の志士でも、牢屋暮らしをしながら生き抜いた由良守應を思い出す。世界常識がある。日本だけ、違う、なんてことはできないんだよ。そこにはかなりな「ムリ」がある。私は、由良町の人たちを見て、もう後戻りはできないのか、と悔しく思っている。

風力の被害とは何か、じつに社会の内面、人の心の内にこそ、その原因があった。被害者も、加害者もな。日本独特な社会の裂け目だ。人々の断絶、皆が強調して風力被害者を否定する。ウソをついている、と笑いものにする。まるで動物園やで。人間社会のやることじゃない。これが、ヨーロッパ人や、海外から見たら、奇異な社会風景と見られること間違いはない。弱点を突かれたのだ。

政治家や行政のアホらしさは、テレビや新聞で、映画・ドラマより面白おかしくやっている。世界の食い物にされるわ。カネ儲けのダシにされるんやで。風力発電なんか、電源として役には立たんのやで。単なる見せかけ、演出、デモンストレーション、こんな微風で、なんで直径80メートルの巨大な風車が音を立てて回るんや。詐欺やろ。