全国の風力被害地を見ると、どこも共通した惨めな社会風景になっている。風力発電を自慢にする頓珍漢もいて、今さら観光資源になる、なんて言うアホな奴は腐るほどいる。たしかに由良町の風力を視察に来た人は多いし、JR紀勢線に乗って、写真や動画を撮っている人を見かける。電車に乗っている人から、連絡くれたりしてね、そういうことが度々あった。麓の人は、何ともないんですか? と聞いてくる。
狭い谷間に民家が連続しているでしょ。軒並み、被害があるのは見ての通りだよ。たしかに観光資源だよ。それと弾圧の恐ろしさもな。私や谷口さんだけじゃない、多くの被害者が、近隣の友人や親類に愚痴とも地獄とも伝えている。ところが隣町にも同じ風力被害があるから、おいそれとは言葉にできない。ぶんぶん回ってら、皆なんや言うてら、誰も何ようせな、と親切に教えてくれる。
たくさんの環境運動家が押し寄せたから、その言葉を聞いたんでしょ。誰も被害地域の様子を発信しないね。これだけ全国的に被害に苦しんでいるんだから、本にして出版したら売れるんと違うか。私の書いた『風力発電の被害』は、今も【在庫なし】とかの表示の嫌がらせになっている。たくさん残っていますから。よっぽど見られたら悪いんや。あれだけ全国に環境運動家がいて、風力発電の被害に関わっているのに、彼らの実務は、本当に真っ暗闇よ。
スパイ工作員。幕府の隠密みたいやで。言っとくが明治維新になってから、奈良の柳生藩の家老たち7名は斬首された。他の隠密たちの記録はない。明治政府の粛清だ。敵・味方の差は歴然よ。由良守應が関わったと思っている。紀州藩士なんてよく言うで。よっぽどな時代の大波を見たんだろう。今の時代になって、現地要員、スパイ工作員の活躍を見る。私は原発の仕事を少しやったから、すぐに分かるんだよ。
水俣や福島原発を見れば、そんな人がいっぱいいるでしょ。カムフラージュで、何やっている人なんやろ、という仙人みたいなのが。由良町に帰ってきて、それが風力被害になって、同じ地域対策が取られていた。悪党はどこでも同じよ。奈良の柳生では、古い家ほど悪い(人間性が凶)という。伊賀だったかな。自民党の総裁選や、民主党の選挙を見て、こんな奴らが風力をやっていると思うか。
再エネ議連は有名だけど、彼らはただのコマよ。操り人形でしかない。環境省の風力被害の否定は、行政とセットになった弾圧政策を見せる。電話して聞いてみたらよいし、国会議員の事務所に聞いても教えてくれる。県議員でも、町議員でも、「被害はありません」と教えてくれる。全体主義、全員参加で皆一緒くたに、と動かない。それでか、日本の市民運動は初めからカラクリがあって、環境運動家・風力さんがやっている。
土砂崩れが心配なんだって。由良町でもそれをやるもんだから、笑うしかない。誰もが風力被害を糾弾する私を排除する。生贄、虐殺が面白いのだ。手を叩いて踊って見せたり、ワッハッハッ、と笑いものにしたりと、至れり尽くせりよ。もちろん筋書きを書いて指導する悪党がいる。風力の手先となって、谷口さんにションベンを引っ掛けたり、皆さんで睨みつけたりと、お祭り騒ぎになって楽しませてくれた。
死んだ被害者はご愁傷さま。その人の悪意、醜い姿を目に、焼き付けたでしょ。それが面白かったんだよ。由良町では今も風車群が勢いよく回っている。デモンストレーションの風車に殺される。最初から分かってやっているから、そりゃぁ、笑えるわな。役場は、もちろん主犯だ。罵声を浴びて泣いた人がいる。水戸黄門、遠山の金さん、に出てくる悪代官よ。地域の人々が、どちらに付いたかは、言うまでもない。
アホよら。関係ない。たまらんね。私は思うんだよ、北海道から九州に至るまで、これだけの風力被害を見ながら、なぜ誰も抵抗しないんだろうとな。私の悪口が定着している。キチガイみたいに言う、と言われている。おなじ話ばかりや、とな。笑いものにされて終わっている。日本人だけ、なぜこんなにバカなんだ、と思うんやで。世界中で、アフリカや南米の土人まで、風力反対と言って抗議している。
日本人だけ、「土砂崩れが心配です」と繰り返す。終わっているやないか。我家の周囲の百姓たち、年寄りらに、思考とか、矜持とか、人としての気持ちはあるんだろうか。私に対する憎しみ、嫌悪だけかい。風力の奴隷。私はそう見ている。アカンやろ。それが何だか、見極めようぜい。