レジリエンスの力

風力発電の被害者諸君、とくに被害感はないけれど生活圏内に風車があって気になっている弱虫諸君、反抗はいつでもできるんやで。「その時になったら判断する」なんて言ってる負け犬は別にして、人間には回復力がある。病気、ケガ、思わぬ災厄、失敗、人生には落とし穴がいっぱいさ。欠点のない人なんかいない。

悩みがないなんてこともな。h23年に由良町に風力発電が出来て、散々な被害の実態を見たことと思う。役場や業者の口車に乗って、被害者をあざ笑った人がいる。なんせ地域ぐるみで世論工作が行われていた。「あの人、悪いらしいで」とな。こんな和歌山の田舎町にも環境運動家がいたことに驚いたものさ。

45年も前に原発計画が三つもあったからね。よくもその時、関電を拒否したものだよ。親父の友達に原発反対の闘士がいて、今回の風力被害の話を聞いてもらっていた。原発反対と言っても、ヘンな人が多かったという。今の原発反対もおかしなことになっているでしょ。素朴な被爆の危険性に対する拒否、本質がなおざりにされている。

福島で見ている通りだ。福井の原発銀座とかな。由良町の風力被害は、各地の被害地と同じで、「風力の被害など聞いたこともない」というようになっている。どの地域でも同じセリフを聞くから、マニュアル化された政策が実行されたんだろう。最初にその言葉を聞いたのは東伊豆町だった。やはりな。最初から仕組まれた罠だったんやで。

被害者は本当にご苦労様でした。その時の被害報告書は全国に発信されて、何が悪いのかを私に教えてくれた。同時にh23年度の環境省の調査報告書には「被害を訴えるものは精神疾患のものである」と書く。そのページをめくると、誰にも分からない高等数学の数式が書き並べていて、音響特性はこのように示されるとある。

ホラ、お前たちには分からないだろう。ここまで来い、と書いてある。架空の物語、嘘八百の報告書、名を連ねる御用学者たち、恥ずかしくないんやね。水俣病の時と同じ、学者を地に貶めたものだよ。この世界では有名人が多くあるから、その名前で検索すると面白いで。こんな人に教えられる学生や部下があるんだからね。

詐欺集団の飯の種だわな。コンサルタント業界にはそんな下請けがたくさんあって、アセスの文面を制作しているのだよ。自然保護団体、野鳥の会とか、みんなグルなんだよ。海外にある自然保護活動とは全然違うでしょ。日本のはすっかり環境ビジネスに特化している。環境問題? それは風力発電の普及でしょ、と思考が決められているのだ。

「考える会」と同じ事だよ。「土砂崩れが心配だ」と言っているでしょ。アレレッ、なんかヘン、と気が付かないか。村社会になっていて、みんなと一緒だと安心する。でもな、風力発電の低周波音の被害で苦しみ、狂い、死んでいった人がいるでしょ。キミにも被害感があるのかもしれない。汐見文隆医師や、海外の文献にはは30%の人が影響を受けると書いている。

被害地域に住んでいたら、実感として分かることがあるだろう。それでも周囲の意見に合わせて、【関係ない】と言っている。それでいいのか、と私は訴えてきたつもりだ。賛同者は誰もいなかった。たくさんの被害者に直接会って話してきたんだけどな。全員が、過激に裏切ってくれたよ。「出て行けっ」というのだった。

被害者たちは、いったいどうしたんだろうね。そのことも、今まで何とか生き残ってきた人たちは見ているハズなんだよ。こんな田舎町でしょ。被害者は、それぞれにどこかで苦しさを口にするわな。人の口に戸は立てられない。悪事千里を走る。つまりな、その地域では誰でも知っていることなんだよ。

それで大多数の人は、面白くてならないというんだから日本のアホさが爆発している。かつて水俣でもそうだったでしょ。被害者を差別して喜んでいた。いろんな理由付け、差別意識が用意されていた。有機水銀の食中毒は初めから分かっていた。それでも測ったらアカンという。測っても水銀は検出されない公定法でやっていた。

あるのに「ない」という。この矛盾に誰もが気が付いていたハズになのだ。赤木法で測ると水銀が出てくる。これではダメだ。排水口を別の場所に移す。それで一気に水俣病が広がったという。今も被害調査は行われない。たくさんの水銀被害者が苦しんでいると聞く。被害症状は聞くに堪えない。世界の笑われ者よ。誰が笑われているのか。被害者かい。

風力発電の被害に遭った時、45年前の水俣病の記事が蘇っていた。人災の本質が同じなのだ。前記の御用学者が風力発電の低周波音を測ったという。そしたら風車由来の低周波音は観測できなかったと堂々と報告書を公開していた。すべて税金だよ。私が計ったら、とんでもない数値の低周波音が観測された。2㎐の所で85dbもある。

昔、米軍厚木基地で働いていた時の爆撃機の騒音と同じ音圧だ。厚木市では、少し離れた住宅地で寝ていると知らぬ間に鼻血が出ている被害があった。低周波音被害だ。由良町でも同じことがあって、あの畑に行くと鼻血が出てくるからいけないと聞いた。恐怖感、恐ろしい被害に身を震わせていたのだ。彼らには怒りがなかったのか。

なんで私をボロクソに言って、被害を否定する議員に投票したのか。門前地区ではもっと酷かったけどな。昔からの経緯があるから逆に面白かったとも言える。親父でさえ、死ぬまで「こんな所に居られるか。ワイは東京へ行く」と言っていたからね。由良守應や兄弟の成功が羨ましかったらしいのだ。由良には相応の資産がある。

贅沢しなければ生活には困らない。それでも息の詰まる不自由さがあった。あのまま大学に行ってサラリーマンになっていたらと後悔が有ったらしい。勉強ができた割には世間知らずで終わった。私は勉強も社会生活もまるでダメだったからね。最後の一人はこんなものか。日本では私一人が風力発電の低周波音の被害を訴えている。

土砂崩れじゃない。真実の被害を否定するトリックは、各地のエセ反対を見ればよく分かるだろう。日本だけ、「Stop wind turbines」の言葉がない。なぜか。風力被害者は認めないからよ。被害者を弾圧する仕組みが、全国各地に用意されたエセ・風力反対グループだ。死んだ被害者、地域を叩き出された被害者はご愁傷さま。

風力発電よりも、弾圧がすごかったよな。もう既にバレバレになった風力被害だ。日本人の常識を思い出さないか。鴨葱にされて笑われているのは、私だけじゃないだろう。