草莽崛起の風が吹く

伊豆や伊方で、風力発電の低周波被害が明かとなって(h19年)、その被害内容が全国に発信されてきたことはこれまで伝えてきた通りです。うまく風力被害をかわして、知らん顔している地域も多々あることと思います。ところが由良町では、とことん被害者を弾圧して黙らせてきた。私なんか今も散々な圧力を加えられて苦しめられている。

それが人々の目には面白いのだ。私は当初、風力被害者が苦しんでいることを伝えると、議員たち、職員たちは笑いものにして喜んでいることに驚いたものでした。やがて地域の人々も声を荒げて被害者を蔑み、罵倒するようになる。ジャーナリストたちの言うように社会は崩壊していた。親父や、親父の知人たちが私の相談相手であったが、その人たちも今はいない。

私一人が低周波被害を訴えて、逆にボロクソにされている。これは由良町だけではなく、全国で同じことになっている。まるで魔法にかかったみたいで、なんで人が苦しいと言っているのに、笑いものにして「ウソだ」と否定するのか、その心理が私には分からない。カルト集団、新興宗教の信者みたいよ。

先日も、知人が訪ねてきたのでインターネットで谷口さんの動画や録音を聞いてもらったけれど、「声だけでは信用できない」「私はこの人を知らない」と厳しい拒否の言葉を聞く羽目になった。普段とは違った感情の高ぶりを見せてまで、風力被害を否定する様は、おそらく精神的な葛藤があって、鬼となる瞬間を垣間見せたのだと感じた。

もう8年も前、風力被害者たちは私に泣き叫んで「こんなになるとは思わなかった」などと言っていた。地域の人々からアホにされてまで「畑地区の人と一緒に頑張っていく」と何度も聞かされたものよ。アホに付ける薬はない。まさに狂い死にであった。さて今、四国の最果て「四万十川」で風力反対運動らしき人たちがいる。

全国の「考える会」と同じようにウソツキ集団にならないように願っているが、こればかりは被害者になって人生を破壊されなければ分からない。海外では当たり前に「Stop windturbines!」と言って抗議しているのに、日本には一つもそういった抗議はないでしょ。私一人だけよ。なんでか、というと、風力被害を誰も認めないし反対もしていないからよ。

あたかも被害を心配している風を装って、業者や行政と連携して運動を楽しんでいる。御用学者の被害否定の勉強会が嬉しいのだ。日本の環境運動家は、御用運動でしかなかったのだ。水俣病やイタイイタイ病の公害事件を見れば明らかだろう。被害者は単なる差別の対象だった。その意味で、谷口さんの反発する声は大きかったんだろうと今は思っている。

心理コントロールされて、悪魔に絡めとられてしまった人はもうどうしようもない。風力被害の問題の核心は何か? それを見つめることのできる人がいれば、是非とも風力被害に反対してもらいたい。巧妙な罠があちこちに隠されている。環境問題だという。エネルギー問題だという。国際的な陰謀だともいう。地球温暖化は、今は気候変動と言葉を改めた。

国連を舞台にしたショーだったのだ。風力被害とは、人間の尊厳が問われているのだ。被害者を虐待して面白いなんてヘンでしょ。そのことに気が付いてほしい。