IRカジノ建設はアカンで!

先日も大阪の趣味の会で話したことですが、「観光客が来てくれるのは結構なことだが、ワシらの生活があるからバランス感覚が必要だ」という意見でした。「京都や奈良は落ち着いた観光地として、お参りに行くという気持ちがあって、ワシらにはそのことの方が大事なんや」ということでした。

というのも、心斎橋筋を歩いて老舗のうどん屋で昼食をとったのですが、ほとんど中国人ばかりの通りがありました。人の動きは、大阪人の動き、東京人の動き、とそれぞれに特徴があります。和歌山の田舎町から出てきた私には、東京も大阪も、驚くばかりの人の多さでした。中国人ばかりの通りでは、本当に歩きにくかった。

これがお寺やお宮さんでは、宗教観が違うから、余計に違和感が気になるようになる。彼らはあくまでレジャー客なのだ。私たちのように真摯に手を合わせて先祖に感謝する気持ちはない。添付の記事には和歌山市のことも書いてある。恐ろしいことよ。大阪ではまだ、前記のような「カジノ反対」の議論をすることができる。

しかし和歌山のような田舎では、誰も何も考えないから反対意見の言いようもない。由良町議会でも、1:9 で、私一人がIRに反対して無視された。なんで由良町議会がIR誘致のために政府に請願を出すのか、まったく理解が出来ません。風力発電と同じで、一部の悪党がカネ儲けして、地域がダシにされて、被害を受けるだけなのに。

マリーナシティをバクチ場にしたいと本当に思っているのか? マカオやラスベガスの喧騒とマフィアが日本に必要なんか? 落ち着いて、何が本当に必要なのか考えてみようではないか。日本をレジャー産業のダシにされてはたまらない。私たちの日常の生活が一番大事だと腹をくくりましょう。

これが政治ゲームでしかないことに気が付いてください。産経新聞は風力推進でIR推進で、何やと思います。だいぶおかしいで。