8/1日、和歌山県下の町村議会議員研修会がありました。講師は有馬晴海さんと云って議員秘書などをやっているんだとか。自民党のお世辞ばかりを言っていました。
何でも日本にカジノを作って外国からの客にお金を落としてもらうんだそうです。1時間半、座席が固いのかお尻が痛くなりました。
手を挙げて質問する議員がいます。「素晴らしいお話でした。我々としても将来が明るく開けるような希望に満ちあふれた講演であったと思います」だってさ。私以外の全員が大きな拍手をしていました。
一応、公務としての議員研修会です。眠くなければ私も手を挙げて「カジノは反対です。バクチに高じて恥ずかしいとは思わないのか」と言いそうになりました。依存症対策など論外です。社会が変わってしまうんです。
場外馬券売り場に行ったことがありませんか? 普段大人しい人でもギャンブラーになっておかしくなります。独特の鉄火場です。
なぜ、誰も反対する議員がいないんだろう、と私は不思議でなりませんでした。産経新聞などではIRカジノを絶賛して待ち遠しいという記事を連載しています。まさに御用新聞です。カジノ収入の30%が寺銭として入ってくるからか。アホやなぁ。
風力発電の低周波被害と言い、カジノを作ってバクチ場を普及するという政治と言い、「責任感」という言葉がない。逆らうものは粛清か。
「よらしむべし、知らしむべからず」この言葉ほど遠くになってしまった名言、迷論もない。一般大衆はアホやさか。私が思い上がっているんでしょうか。