3月議会では、風力発電による健康被害について、ほとんど答弁がありませんでした。もう6年間も、26回も連続して被害を訴えていますのでね。
この間、たくさんの被害者が苦しみながら亡くなりました。役場に何度も抗議した人がいました。人を介して、何とかしてほしいと頼んだ人もいました。
私も頼まれた者の一人です。低周波被害者になると気力も萎えて、何を言って、どう言って、抗議したらよいのか分からないのです。
「言ってはならない」と弾圧を受けるうちに人としての尊厳をなくしていきます。受け売りの言葉で話すようになります。薄すっべらな感じになります。
加害者側の行政は、何の抵抗もできない被害者が虐待されて苦しむ様子が面白くて残酷な態度をとるようになります。道徳的人格の崩壊です。良心の呵責はありません。
「被害を訴えながら死んだ」という事実さえ実感はなく、笑いものにして何も考えない。恐ろしいことが起こっていると思いませんか。
今回の争点の一つは、オーストラリアの裁判所が風力発電による健康被害は「病気への道」だ、と宣言したことでした。
少ない町長答弁ですが、一つ一つが嘘であることはこれまで説明したとおりです。風力発電建設には協定書があり町長が署名捺印しています。
保健師や保健所には被害者たちは何度も訴えましたがその都度拒否されました。全国からの問い合わせも多々あると聞いています。
各地の風力計画反対の人が電話しています。こんなウソを平気でついて、被害を否定するメンタリティは悪魔のようではないか。
議員たちも被害者を嫌悪するだけではなく、すっかり日常的な汚らしさになって、わずかな良心さえ見ることはない。
このような権力によるウソで弾圧されて被害の事実そのものが抹消されている。