愛媛県は伊豆半島と並んで10年前から風力被害の先進地でした。汐見先生や窪田さんが低周波測定器NA-18Aを持って、被害成分の観測を行いました。詳細な被害情報を本にして全国に伝えました。しかしすぐに被害地域から迫害されて追放されました。被害者たちは引っ越したり、亡くなってしまいました。
由良町と同じように被害の隠ぺいと弾圧が行われました。その中でも笑ってしまうのが愛媛でした。「愛媛県では被害は確認されていない。私たちは県の指導に従って勉強している」こんなアホな言葉を環境運動家たちから聞かされたものでした。グリーンビースとか、考える会とか、きっと話のネタにして行政と結託したんやろうね。
この記事には低周波被害に苦しんでいる人がいると書いてあるが、愛媛の環境運動家たちには通じない。「被害は確認されていない」とオウム返しが返ってくる。誰一人として被害者を助けようという人もいない。抗議する人もいない。県民性ですな。野鳥の会などはもちろんアセスで風力建設に協力している。
野鳥に遊び場を提供しているというのだから恐れ入る。それを素朴な人たちは、環境運動に取り組んでいる人たちがしっかりとやってくれていると期待しているんだから恐ろしい。嘘八百の世界よ。地球温暖化やって。この記事を愛媛の環境運動家たちが見たらどうだろう。たぶん何も感じない。フンッ、ってか。金が欲しいんだ。
私も金は欲しいが、低周波で苦しみながら死んでいった人たちを見ているので、金よりも大事なものがあるんじゃないかと思っている。「良心」という当たり前な言葉、考えを分かってくれたらなぁ、と願っています。これがなかなか難しい。人、ってアホやさかいにな。