いつもの産経記事です。結局は、原発と再エネだと書いている。よくもここまで同じエネルギー論を書き続けるものよ。よっぽどカネになるんやね。それにしてもイノベーションが重要だなんて、面白い言い回しだと思わないか。もし具体的な技術革新がなかったら、温室ガスはゼロにならないのか? なるわけないのは、諸君も分かっているだろう。
水素は今、メタンガスCH₄から作っている。その過程で当然CO₂が出るから、この製法は無理だろう。それで水H₂Oを電気分解して、水素H₂を取り出すらしい。実験室ではこの通りだが、エネルギー源として、大量生産できるんだろうか。物事には採算と効率がある。たぶん、大変なことになる。既に実証されているらしいから、いったいいくらになるのか公開してほしいものよ。
環境運動家は、「水は燃えるんです」と言っている。アホな連中よ。オーム真理教のカルトと同じで、現実と迷妄の区別がない。同じように、水から水素を取り出して利用することも無理だと思うのだ。無理を通せば道理が引っ込むか。だから、いくらになるのかそれが知りたいのだよ。風力発電には低周波被害がある。海外では、「Stop wind turbines !」 といって抗議している。
あるいは、風力発電は、ほとんど発電の役に立っていないとドイツ人たちは書いている。緑の党などの政治的な産物だったのだ。実は私も30年ほど前、風力発電の実態を調査する業務に携わっていた。当時はまだ100W程度のおもちゃの様な風力発電でした。まもなく、つくば市などでwind farmの実験的な事業が始まる。そして盛大に失敗を見せる。つまり、30年前には既に結論は得ていたのです。
風車を回すような風なんかどこにも吹いていなかった。小さくとも、大きくとも、それは同じです。公園のモニュメントでは、初めから電気仕掛けで回していました。だから私は由良町の風力発電を見て、なんかおかしい、と感じたのです。風もないのに風車が回るわけないですからね。風速10m/秒の風なんか、めったに吹くものではない。それに構造上、無理な形状です。
あの首振り荷重が、鉄塔をしならせ、有害な低周波音を発しているんでしょう。香芝高架橋の低周波事件と同じメカニズムです。洋上風力になっても同じことよ。台風銀座の日本では、トテモじゃないが故障と事故ばかりになるだろう。最近、竜巻が多いからね。それよりも沿岸の住民がたまらない。そこに住んでいられないだろう。伊豆や伊方、由良町と同じことになる。
水俣市で風力反対運動をしている道家哲實さんは、その被害を見て、これはアカンと気が付いたという。人が、人に対して、なんでこんな酷いことができるのか、ということだ。風力発電の被害とは何か。それは人間の破壊でした。水俣市でもそれは同じで、いまだに水俣病に対する偏見と弾圧は変わらない。公害の恐ろしさよ。
本気で水素など使えると考えているのか。いや、彼らには、本当のことなど何も分からない。当事者じゃないからね。すべて受け売りよ。では誰がこんなアホな政策を書いているのか。グレタさんじゃないでしょう。それが知りたいものよ。まともなエネルギー論を見たいものだ。