見せしめの弾圧について

私が卒業した長岡技大の卒業生にも、かつて中東で殺害された技術屋がいた。会社の仕事だから普通に海外業務についていたらしい。なんせ北陸の長岡市の小さな学校でしょ。それはもう、わっ、という気持ちになりました。40年ほど前には、イラン・イラク戦争があって、戦闘機が飛び交う下で、日本の建設業者がインフラ整備に汗を流していた。

造る尻から爆破されていくから、何やってんだろう、と思ったことだろう。今日の産経記事を見ても、当時と変わらない社会情勢に、この辺には近づかないでおこう、と身震いしたものよ。私もサラリーマン時代に、散々、海外勤務に行ってくれと言われていたからね。ただ、あの時、海外に赴任した多くの人は帰国後、まるで宇宙人のようになっていて、日本社会に溶け込めないようだった。

なんか、おかしいのだ。私たちはそう言って悪口を言い合ったものよ。今は、そんな変な人ばかりになったかな。これは産経独特のトリックなのだが、日本でも同じことが繰り返されている。国の政策に反対するものは、徹底的に弾圧するのだ。私はこれまで畑地区の風力被害者が泣きながら私に被害を訴えたことを書いてきた。私も風力発電の低周波被害者だから、その気持ちが分かったつもりでいた。

まだまだ浅かった。先日の風力裁判で、それを確認した。確かめるために裁判に臨んだんだけどね。どの国にも、どの地域にも、悪党はいる。これに対して、被害を受けて殺される人がいる。組織的に権力でやられるから、被害者はたまったものではない。その場で泣き崩れて人間性を奪われるのだ。残された被害者たちはみな「私たちは風力発電には反対ではありません」と繰り返すだけのロボットにされている。

被害者が苦しみを訴えると、そして亡くなると、周囲のものと一緒になって笑いものにするのだ。私を名誉棄損で訴えた人は、谷口さんとは家族ぐるみの付き合いであったといいながら、風力の被害など聞いたこともない、と証言した。検察は、私一人の思い込みだと断じた。御坊警察署での度重なる取り調べも、犯罪者扱いだったからね。谷口さんらは何度も御坊警察署に風力被害を訴えたのに、全く知らん顔よ。

暴力で殴られなかっただけマシなのだろうか。h19年に、伊豆や伊方で始まった風力発電の低周波被害は、今や全国で同じ被害模様を展開している。風力反対運動?も、地域ごとにあって、なぜか「土砂崩れが心配です」をスローガンにして喜んでいる。「低周波被害」と言ってはいけないらしいのだ。この辺ですでに、その運動会が何を目的にしているのか、その人が何者であるのか明らかになっている。

地域対策なのだ。スパイ、工作員よ。汐見文隆医師は、最後に「これは国家犯罪である」と怒りを込めて言っていた。やっとその意味が分かったよ。今、私は「Chenge.org」というサイトを使って、風力被害を訴えている。多くの関係者に送付して協力を頼んだけれど、誰一人として賛同する人はいなかった。これも面白い事実だよ。風力発電の被害で多くの人が苦しんで亡くなった。

だから風車を撤去してくれ、と訴えたのだ。ところが関係者たち一同は知らん顔を決め込んだ。香港の知人が一人メールを送ってきた。海外からの方が、よく見えるらしい。