久しぶりに被害地域の人から抗議の声を聴かされました。ずいぶんと怒りの感情をこめていました。
「由良さんやな。いつまで風力発電のことを言うてるのや。みんな止めてくれと言っている。誰も風力が悪いという人はいない。ワシは風力の音など聞いたことがない。風力のことを言うのは止めてくれるか」
〈畑地区の人から頼まれて言ってるんやで。私も被害を受けて苦しいのでね。畑ではたくさんの人が被害を受けているやろ〉「誰も被害なんてないと言うてる。あんただけや」
〈では6年前に朝日新聞や地元新聞に載っていた記事は嘘なんか。たくさんの被害者が怒って抗議していたやないか。今もインターネットに被害者が訴えている動画があるやないか。見てみろよ〉
「知らん。畑にはそんな人はいない。誰も風力のことなど言わない。あんた次の選挙で落ちるで」
〈できるだけ選挙になればよいと思っている。畑地区からも誰か出て、頑張ってくれたらと思っている」
彼はほんとに怒って言っていました。まだ若いのに何のために私を見つけて被害否定と発言中止の言葉を熱っぽく語ったのかは分かりません。
畑地区の人からはこれまで7人ほどの人から同じような口調で「出ていけ」などと叫ばれました。
泣きながら掴みかかってきた人も何人かいました。そして「たのむわな」と漏らした人もいました。
私はもうそれらの地域には近づかないようにしています。彼らには彼らの生活と社会があることでしょう。来年の選挙が楽しみです。
武田恵世先生もよくなられたようです。多分何か悪いことを言ったんでしょう。
道徳的人格の崩壊はすっかり定着しています。ジャーナリストの関心のある人、今からでも取材すると貴重な証言が拾えますよ。