目クソ、鼻クソを笑うか

今日の産経抄を見て、他人のことはなんとでも言えるが、肝心の日本ではどうよ。再エネの被害に誰も何も言わない、言えない状態は異常だろう。由良町で引き起こされた風力発電の低周波被害は、たくさんの被害者が苦しみながら薬漬けにされて死んだのに、すっかりかき消されてしまった。

私のように風車病に苦しむ者だけが風力事業のおぞましさを見てきた。しかし被害者でさえ、私以外には誰も風力発電被害を言葉にすることはない。囚人として、奴隷の道を取ったのだ。私は『風力発電の被害』で、たくさんの被害者が苦しみながら死んでいったことを書いた。このホームページで7年間も被害を訴え続けた。

なぜ誰も、自分たちの社会が「餌食」にされて金儲けのダシにされていることに怒らないのか。地球温暖化、CO₂削減、自然エネルギー、などといった暗示にかけられて心を奪われてしまっているからだ。人が苦しみながら死んだのに、誰も助けようとしない。それどころか手を叩いて笑って喜んだ。地域の人々も「関係ない」と言って知らん顔する。被害者を虐待する。

全国で同じ風力被害があるのに、なぜ誰も抗議運動しないのか。Chinaのことなど笑っていられるか。たぶん、ヨーロッパ人が日本を見ると、なんと「ヘンテコな人たち」と映ると思うで。彼らが「じゅー」と言って蔑むように、日本人が精神疾患のもの、病気持ちのもの、といって風車被害者を笑いものにして排除する心理を理解できないだろう。

しかもヒステリックに再エネを崇拝するアホさを見れば、とても民主主義、文化的社会とは見えないやろう。私はそう感じている。由良町では、谷口さんらが被害を訴えて、被害のあることを十分に知っているのだ。それでも「知らない」「関係ない」と言い続けている。谷口さんたちはとうに死んでしまったけれど、住民が死んで笑って喜んでいるのは、どうかと思うで。