「あの人たちは何者で、いったい何を目的としているのか。それを知ることが先決でしょ」h24年に我家を訪れたジャーナリストたちはそう言って地域対策のカラクリを知らせてきた。ちょうど日弁連の環境チームが由良町にも来ていて、私はてっきり助けてくれるのかと思っていた。野鳥の会とかさ。自然保護を目的にするんだから〈当然・~〉風力被害に反対しているんだろうと思いたかったのだ。
とくに日弁連は、低周波音被害者の会の窪田泰が連れてきたから、汐見先生宅で真剣に議論した。あれから10年、とうに嘘八百なことはバレている。窪田泰だって、利用されたんだ、騙されたな、と怒りを見せていた。各地の風力被害地を案内して回ったんだからさ。途中で気が付くはずさ。h24年の『意見書』は、何だったんだろうと、不満を感じた人はいるだろう。
すぐその後に、真逆の再エネを大幅に増やすようにと「意見書」を出している。共産党と同じ書き方だった。この辺で共産党の「反対」というのはいつもの駆け引きでしかないことがよく分かった。被害者なんてダシですらなかった。政治は、再エネの利権で、さぁこれからだ、と雄叫びを上げていたのだ。私なんかはコテンパンよな。弾圧の嵐。よくも一人生き残ったと思っている。
各地の自称・風力反対運動では、御用学者を担いで「土砂崩れが心配だ」と繰り返していた。低周波音被害を否定していた。一般の人は心配ないですよ、というのだった。彼らのyoutube動画や論文を見た人もいるだろう。真面目腐って、反対しているのかと思ったら再エネの時代だというのだ。それが彼らの正体だった。たまたま中止になった地域もあって、その理由が土砂災害でだったよ。
その周囲はとうに風力発電で埋め尽くされていた。被害に苦しむ人はたくさんいるだろう。由良町と同じで、泣き叫んで死んだ人もいるに違いない。逃げ出した人とかね。それを叩き出して笑いものにするのが地域対策だったのだ。東伊豆町では、土砂災害の危険が薄らいだので帰ってくる人が増えたようだ、と囁かれている。アレアレ、可笑しいこと言うじゃないか。
h18年、彼らは土砂災害が心配で頭痛や目まいに苦しんだのか。それで高価な別荘を放棄して逃げ出したのか。あの時の被害報告書は全国に伝えられたから、それを知っている人は多いだろう。それでも環境運動家は、堂々と土砂災害だと繰り返すのだ。まるでカルトよな。オウムだよ。風力発電の低周波音は人の耳には聞こえない。騒音じゃない。空気振動。気圧変動なのだ。
台風が来たら、なんだか気分が悪くなる人もいるだろう。気圧変動は人の気分に影響する。感じるのだよ。低周波音測定器で測ってみたらよい。風車が止まっている時と、回っている時の差は40dbもある。対数表示だから10000倍のエネルギー変化だ。誰だって分かるんだよ。風車から1㎞も離れると、倍音、高調波のあることが明瞭になる。バイオリンなどの楽器と同じで響きだよ。音色がある。
各地の高専、大学には最新の測定器が準備されてるのに測ってはならないという。学者、教官のアホらしさよな。同じことは水俣や福島にもあって、測ってはならないのだ。日本独特の被害隠ぺい工作よ。「低周波は測っても意味がない」彼らはそう言っている。それが被害の原因であるのに、なんでよ? それほど媚を売って卑しみたいのか。今の日本人の姿よな。世界から見たら、もう鴨葱しか見えない。
食い物にされて終わりだよ。私は低周波音被害を訴えているけれど、実はこんな社会破壊が目的だとも感じている。見えない侵略。情報戦なのだ。久しぶりに由良町の結論を添付した。谷口さんら、たくさんの被害者が苦しみを訴えて死に行く中で、よくもこんなことが言えるな。わざわいなるかな。偽善と不法で一杯だ。信義はどこにもない。ウソつけよな。風力発電の低周波音を計ってみな。
汐見文隆医師が提唱した低周波音被害の実態がよく分かるで。風力発電はガンになるという意味が分かるはずやで。ヘンな人になるんやで。それを環境運動家は、聞こえなければ何も問題はないじゃないかととぼけている。笑っているのだ。悪魔だよ。低周波の法律はないんだよ、とかね。それがどうした。被害者に対する思いやり、まなざしはないのかい。だから悪魔としか言葉がないのだ。
鬼やな、と私は思っている。私は違うからね。風力発電を撤去してくれ。苦しくてならないのだ。