ヨーロッパ人などと話していると、「ベジタリアンです」という人が多くなった。私の母も、どちらかと言うと肉料理がダメだった。裏山でイノシシを獲ってくると「山へ穴掘って埋めてこい」と怒られたものよ。「宗教はありません。神なんていないでしょ」という外人さんも多くなった。
私が学生時代には、「宗教がないと海外では信用されないから、しっかりとした宗教心を持っておいた方が仕事ができる」と先生方は言っていたものだった。我が家の奥の間には仏壇と神棚がある。しっかりと信じています。twitterをやっていて、ベジタリアンの理由はこういうことか、というスピーチに遭いました。
ちょっと気持ち悪いけれど、我々も立ち止まって考えないとな、と思いました。本当に肉食が増えているでしょ。私たちは自分で考えていると思っているけれど、どうもそうではないよな。由良町では、風力発電の被害者が亡くなると、議員たちは手を叩いて笑って喜んだ。地域の人たちも「関係ない。アホよら」と笑って蔑んだ。
なぜ悪いことだと思わないのか、被害だと感じないのか、私だけが被害を訴えて総スカンを食った。そのヒントを与えてくれたのがこのスピーチだった。少しは人として考えないとな。いつの間にか人ではなくなってるで。