水をエネルギーにする?

今もyoutubeには、水を燃料タンクに入れて、バイクが煙を上げて走る動画があると思います。
笑い話ではない。日本にも、もちろんこんなアホな話を信じている人はたくさんおられるでしょう。

H2Oという分子式を知ってか、水を分解して水素エネルギーにするのだという人もいる。

添付資料の『水を石油に変える人』には、涙ぐましい努力というか、辛抱が書かれています。
私は化学が得意科目だったので、初めからアホらしく読みました。こんなインチキに乗せられる人がいることが信じられませんでした。

なぜ、この本を読んだかと言うと、風力発電は燃料が要らずに、タダの風を利用して発電する仕組みだからでした。
多額のお金を出して、石油を買ってきて、タービンを回さなくても、自然の風が勝手に回して発電してくれる。

こんな理想的な効率のよい発電システムはない、と思いませんか。

しかし現実には、使っている電気代とは別に、実に11%の再エネ促進賦課金が請求書に上乗せされています。
おまけに、普段使っている燃料代は同じで、むしろ費用がかかっているらしいのだ。

地産地消とか、自然エネルギーだとか、耳触りのよい言葉を聞かされました。東大名誉教授が多額の費用をかけて低周波被害を否定してきました。
この本には同じことがテーマとして書かれています。

風力発電事業はインチキ、詐欺事業です。新聞やテレビでは、低周波被害のことや、発電利用状況のことなど決して報道しません。

燃料代がタダの自然エネルギーに、なぜ11%もの再エネ促進賦課金が必要なのか。原発や火力発電所の建設費に比べれば、風車の建設費などタダみたいなものです。
誰かがピンハネしてるんやろね。利権やね。

この本の最後には、「腑に落ちざる点極めて多し」と結論しながらも、「賢者の石」を一瞬でも夢見た不覚を書いている。

さて、風力発電事業を奇妙な「理外の理」と感じるだけではなく、壮大なインチキの全体像を明らかにする必要があります。
たぶん私たちの最も脆弱な部分を利用されたのです。弱みに付け込まれたと言ってよい。

今、小林芳正先生と山田大邦先生が風力発電の低周波被害を訴えてくれています。あ
とに続く人がいればと切望されています。骨のある人は是非ご協力ください。