日高川を走ってみた。

たぶん風車病に苦しむ被害者がいる。由良町より谷間が大きいから、広範囲に低周波の空気振動は伝播しているだろう。低周波測定器で観測して見れば、いかに被害成分が卓越しているかが分かるだろう。

h24年当初は、麓の人がうるさくてならないという話を聞いていた。しかしその声はすぐに消されてしまう。民家を見下ろすように巨大な風車が回っている。由良町と同じ悲惨なドラマがあったに違いない。田んぼで仕事する百姓に何か聞こうとしたが、声にならなかった。由良町と同じで、風車の「フ」の字も言ようものなら怒鳴りつけられる。触らぬ神に祟りなしだ。