日本では、h.20年頃、伊豆半島の風力被害者たちが協力して、詳細な被害調査をして抗議運動を行っていました。しかし彼らは自宅を捨て、転居して逃げ出してしまいました。20軒くらいの人がアホらしくなって逃げだしたと聞いています。
別荘の人も、古くから住んでいた人も。たぶん弾圧があったんでしょう。今では、すっかり「被害はありません」と言うようになっていることは周知のことです。ウソツキばかりが残ったと窪田さんは証言しています。
2/7日のページ、前ページの抜出には、畑地区の被害者たちが集められて囚人のように管理されている様子が語られています。人は、弾圧を加えられると人としての尊厳をなくして周囲との繋がりや権威に盲従してしまうことが分かります。
h.20年には汐見先生と窪田さんが伊豆半島の被害者宅に宿泊して被害調査を行いました。しかしすぐに追放されてしまいます。その後、各地の風力被害の調査でも、同じような追放劇が連続しました。もちろん由良町でも。
つまり日本では、風力被害を受けて抗議する人を取りまとめて管理する弾圧がマニュアル化されていました。行政主導でした。区長など地域の悪党が加担しました。h.20年以降の風力被害では、野鳥の会や考える会などが行政の手先として被害否定の宣伝をしていました。
今でも全国の「考える会」などは風力被害者を救出するために「風力発電を止めろ!」と言っているグループは一つもありません。風力被害を受けて突然死する人がいることを認めません。風力発電を止めてください、と言っているのは、全国で私一人なのです。これが風力被害の隠された一面なのです。
伊豆でも伊方でも、山口でも由利新庄でも同じでしょう。誰か一人でも風力被害者が助けられた例がありますか? あたかも風力反対と叫んでいる運動家たちですが、彼らは被害者を助けるという気持ちはほとんどありません。運動のダシ、話の種、取引材料なのです。
被害者に「私たちはもういいのです」と語らせています。そして一度、風車が建設されるともう何を言っても止められない、と断定します。では風力被害者たちは引っ越すか人生を破壊されるしかないのでしょうか。由良町畑地区では100%無理でした。
あれだけの被害を出しながら「被害はない」と行政も地域住民もそう主張するのです。先日の選挙では彼らの冷酷な本質がよく分かりました。被害を訴える私を極端に嫌悪して受け付けてはくれませんでした。被害者でさえそうなるのです。全国の風力被害地て、同じ状態になっています。
それほど日本の環境運動というものが腐っていたということです。権力の手先になることが何よりの目的だったのです。しかし「あのちゃんマンガ」を何度か紹介させていただきましたが、私や窪田さん以外にも、あのように風力発電の被害とは何か、的確に指摘する人がいることは事実です。
私ですら汐見先生や窪田さんの指導がなければここまで来ることはできませんでした。ということは、「あのちゃんマンガ」にも風力被害を理解する優れた感覚を持つ人々がいるのです。ぜひ、連携して、この悲惨な風力被害を打ち負かしたい。
風力被害を受けると、被害者は段々と変化していきますが、そのような社会にならぬように、大きな運動にしていきたい。そして風力発電を止めて、撤去して、風力被害者を救出して平和な日本を取り戻したいと考えています。どうか、よろしくご検討いただきたいと願っています。