新聞は、こんなにも無責任。

6/16日の記事です。各社の社説を比較したという。こんなのをtwitterでは「お花畑」というんだろう。赤ペンで示したように、「送電線網や蓄電技術の強化など~」と政治家のアホの一つ覚えのような言葉が繰り返されてきた。その言葉にどれだけの意味があることか。

その結論として、電力不足が慢性化すると書くんだからたまらない。そして多様な電源を確保するという。私は新聞代を支払って読んでいるのだ。こんなバカげた結論を見るためにお金を支払っているのかい。記事を書いている人の低能さよ。

確か新聞はインテリが書いていると聞いているが、再エネに関してはグルの指導のままに、ということらしい。そして日本人は原発と再エネをセットにして、誰も批判できないように心理コントロールされていく。他に方法はなかったと言いたいのだろうか。

写真の高浜原発は、元上司の関本秀夫さんが建設課長をしていたと聞いている。設計図は英語で書かれていて、いちいち辞書を引きながら、見ることのできない極秘文書もたくさんあったという。陸軍士官学校出身のピカピカの関東軍の軍人さんなので、さぞや葛藤があったようだ。

お初天神にある小料理屋で、よく宴会をして楽しんだ。満州国は彼らにとって青春の幻想だったみたいだ。40年も前、縁あって、貴重な体験談を面白く聞かせてもらった。しかし原発の末路については、「最後にどうするか」という確信を持つ必要があると悲観的であった。

「そんなもん、絶対に漏れないなんてことは絶対にない」それが彼の言葉だった。最後は周囲をコンクリートで固めて、土を山のように盛り上げて、何百年か知らんが人が近づかないようにするんやろな、と。恐ろしい話だと思わないか。