平成25年9月議会の私の発言要旨を報告させていただきます。
質疑 ①
先日、29日でしたが、1500kwの風車の近くに住む人と、小1時間ほど話しました。
住民がいるんだから、何かあれば、役場が何とかするだろう。でなければ、役場の意味がない。由良町は、そうなっていないのか。
私は、平成23年度からのいきさつを説明しました。
「由良町の方が、だいぶ田舎やなぁ」 と笑われました。
また、ある人からは、民度が低いんだよ。といわれたこともありました。
他所の人に、言われたくない言葉です。
自分たちも被害がありながら、少しでも、その被害に対応してくれた広川町役場に感謝というか、誇りさえ抱いている風です。
西広地区では、10数人の人と風力発電の話しをしました。例外はあるものの、ほとんどの人は、
「ゴーッ、ゴーッ、と鳴ってら。」
「ブン、ブン、言うて、回ってら」
顔をしかめて嫌な顔をしました。
私が、山の向こう、南側の門前でみかんを作っている、被害を受けて苦しんでいる、というと、皆さん、まじめに話をしてくれました。
共通の話題として、意見が一致していると思いました。
もちろん、由良町の方が、被害状況は格段に悪いです。
彼らは、被害内容が分かるだけに、自分たちよりも、まだ悪い地域があるんだと、真剣に、私の話を聞いてくれました。
日高町の状況は、先にお話したとおりです。
広川町についても、既に、先進の被害地として、風力発電の周辺地域の人々は、嫌悪感を抱いていました。
さて、由良町の風力発電の被害です。
たまに通りかかったり、1日、視察に行ったりするだけでは、本当の被害を体験することはできません。
当事者意識のない傍観者、となって責任のない判断をされそうです。
年寄りや百姓は、1日、24時間、風力発電の近くで過ごしています。
「理解されない苦しみ」、「解決のメドのない被害」、「いわれない悲惨な被害」、たくさんの人が苦しんでいます。
ウィンドタービン・シンドローム、風車病となって、苦しんでいます。
私は、デタラメを言っているのではありません。
この被害を見逃すことが出来ないんです。
正義感、人としての道を外したくはない。
今日、由良町は野蛮な町として認識されています。
間違ったことは、間違いとして、正していく。そういう考えはありませんか。
過去には、水俣病やアスベスト公害など、散々な公害を見てきました。
関係ない、といいますか。
答弁を、お願いします。
質疑 ②
おそらく、9月の県議会でも、この由良町の風力発電の被害が取り上げられます。
私が、平成23年12月議会から一生懸命に訴えてきたことが、放置できない問題であると認識が広まったものです。
公害の町として、全国に発信されます。
被害者が苦しい、と訴えています。
加害者は知らない、関係ない、と知らぬ顔です。
人権無視の事業です。
周辺地域の人々は、当に、この低周波音被害の実態に気が付いています。
由良町が、当事者として、何もしない、ということは恥ずかしいことです。
既に、和歌山県の公害として、事態は動いています。
由良町が、行政が、できることが、何かあるはずです。
知恵を絞って、低周波音被害に苦しんでいる人々を、助けることを考えませんか。
私は、切に願っています。