再エネ幻想の終焉

環境影響事前評価、アセスメントは、その事業をスムーズに行うための手続きである。プロの物書きがいて、それぞれの分野を分担して仕上げる仕組みが確立されている。コンサルの飯のタネよ。だから「アセスをしっかりやってください」などと環境運動家が言うときには、すでに事業者と連携していて、反対運動の裏を掻いていることが分かる。

それは風力発電の時でも、風車をアセスの対象にして、全国に風力発電被害を広めたことでも分かるではないか。反対住民を騙すトリックなのだ。最近、メガソーラーで健康被害にあった、という記事を見かけるようになった。原因はよくわからないが、低周波被害と電磁波被害をミックスしたような、被害者にとっては言葉にできない過酷なものらしいのだ。

私は風力発電の低周波被害に苦しんでいる。低周波測定器で観測すると、周波数2Hzの所に、音圧30dbもの差異で変動する被害成分のあることが分かる。対数表示だから1000倍の気圧変化に襲われている。風車の近くでは、1万倍の気圧変動が繰り返されている。これが風車病の原因だ。メガソーラーの被害原因も、こうして物理的に観測してみたらよい。そしたら何が悪いのかハッキリするではないか。

次に景観の破壊だ。今まで広い野原や山々に囲まれていたのに、それが一面、一帯に、太陽光パネルに覆われたら生活環境の破壊やないかと怒りたくもなるわな。風力発電も同じことよ。固定価格買い取り制度、そして再エネ賦課金、こんな悪い法律もない。莫大な金が闇に消えていくのだ。政治家は何も言わないでしょ。行政も被害の否定を繰り返すでしょ。

これが世界で繰り広げられているんだから大したものよ。やはり地域の人が気が付いて、メガソーラーはダメ、風力発電は社会を破壊する、と問題の本質を理解する必要がある。残念ながら誰も反対できないけれど、この記事では運よく事業計画が撤回になったらしい。しかし再度、再三再四、事業者が押し掛けてくる。国策だからね。キックバックがあるし、悪党にはこの上ない美味しい仕事になっている。

もう自然エネルギーなんて嘘は止めようや。被害者を弾圧してアホにするのは止めようやないか。カネの亡者がそこに住んでいるにしろ、そういう地域が狙われているにしろ、日本という国が問われているで。