人体実験ではなく、関係ないんだよ。

秋田の風力記事が出ていた。各地で風力発電の建設が進められていて、地元対策も大変なことだろうと推察している。2019.2/7日のページに紹介したように、風力発電の被害調査は詳細に行われていて、被害者たちはコテンパンに管理されていたことは周知の事実である。しかしなぜ、被害者たちは風力発電を止めてくださいと抗議しないのか?

市民運動をしている人たちは、この悲惨な低周波被害者たちを助けようとはしないのか、海外の激しい抗議運動と比べると不思議な現象ですよね。とくに由良町では、こんなに狭い範囲で、10人ほどの被害者が次々と死んでいくのを見ながら、谷口さんもその被害を訴えながら死んでいく。テレビドラマのような被害が展開されたものでした。

「谷口さんはウソをついていた」今はそう言われている。私は村八分で総スカンよ。たぶん秋田でもそうなっているだろう。風力被害がありながら、誰一人として「風車を止めてくれ」とは言わせない。だって風力発電は環境にいいし、地球を守るために何かをしなくちゃならない、市民運動の一環だからね。市民風力という環境運動もあった。だから関係ないんだよ。

由良町でも散々言われたものよ。「お前は電気を使わんのか」「低周波なんてテレビでも冷蔵庫でも、何にでもある。どう区別するのか」と。役場でも、被害地域でも、同じ言葉を同じ順序で聞かされた。風力被害者は、それぞれに人物破壊されていく。かわいそうでしたよ。今、全国各地で風力発電のヘンな運動会が行われている。

有名大学の御用学者を招いて「とくに一般の人には影響ないですよ。心配いりません」というアホ話に拍手喝采したり、風力被害者を猿回しのサルのようにして珍獣の展覧会にしたりと、まるでお祭り騒ぎにしてごまかしている。目的は一つ。風力発電に文句は言わせない。秋田では、風力発電の発する卓越した被害成分を測らない。何が被害の原因なのか、知られてはマズイのだ。

これまで、全国のどこかで、被害者のために風力発電を止めたか。風力被害者を助けたか。人体実験じゃないんだよ。笑いものにしてきただけの歴史を築いていた。見事というほかない。私は、風力発電という悪の仕組みを解き明かして、地域の人々が、役場の人たちが、議員たちが、何で被害者を虐待して喜ぶまでに転落したのかを本にしたいと思っている。作文能力がなくて困っている。

ジャーナリストの皆さん、ドキュメンタリーにして、悪党の姿を暴きましょう。