昨日、JR由良駅で散髪していて、ふとオッサンが言うことに驚きました。
「最近、首が痛くて後ろを振り向けない。困って医者に行ったら、神経をやられていると言われたよ」
「へーえっ」と私は関心なさそうに返事しました。
首が寝違えたように痛くなって回らなくなる症状は、風力被害独特のものです。多くの被害者が体験して証言しています。
私も後ろを振り向けず、田ごしらえの時、トラクターのロータリーをコンクリート壁にぶつけて壊したことがありました。車の運転にもエラク不自由しています。そのオッサンも同じことを言っていた。
そのオッサンには私の書いた『風力発電の被害』を3年前に渡しておいたのだが、読む気配がないのですぐに回収したことがあった。
JR由良駅は風力発電から2㎞も離れているし、オッサンの家からは見えない。
田舎町とはいえ、由良駅前だから人々の雑踏もある。夜は静かで真っ暗だけどね。
オッサンは八方美人タイプだし、地域社会のことにも通じている。畑地区で風力被害があって、被害者が苦しんでいること。それを見て、里地区では日高町との間に建設計画のあった風力発電を拒否したことも、十分に分かっている。
ただ、それを公に言うことはないし、世間に抗うこともない。
オッサンの家とは20m離れた所に住む、もう一人のオッサンの言動、被害感を、私は聞いていた。
やはり風力被害を体感して黙っている人が案外いることに嫌な気分を味わった。
オッサンが行ったという医者も、たぶん原因が風力発電だということは知っているだろう。分かっていて言わないのだ。
行政との繋がり、利権があるから知らんふりしているし、薬が売れて金儲けになる(完全に加害者側)。エコ利権やね。
もう一人のオッサンの家からも風車は見えない。しかし夜中になると風車の回る音がうるさくて我慢できなくなるらしい。別の部屋に行って寝直すこともあるという。
私が以前に書いた『風力発電の被害』にも同じ話が出てくる。
その人は私に「何でも協力する。もう我慢が出来ない」と怒りの表情で訴えていた。すぐに亡くなったけどね。
その人の家は風車から500mほどで、それはすごかったと思います。
一方、駅前のおっさんの家は風車から2㎞離れていて、しかも風車は見えない。風車の回る音など、普通に考えれば聴こえるはずがない。オッサンの神経質が問題なんだろうと判断されるし、私もそう感じた。
ある夜、駅の構内で線路の補修工事があって、重機が動いていた。
そのオッサンは余りにやかましいので、夜中にも関わらず「静かにしてくれ」と怒りに行ったという。
有害な低周波音によって性格、精神がやられていたのだ。
風力発電の低周波音被害には「性格の変化」「人格の崩壊」といった恐ろしい症状がある。
h20年の伊豆の被害報告書にも同じことが書いてあった。
実際、畑地区での私に対する怒鳴る有り様はすごかったですよ。
感情を爆発させていた人たちがいました。エライ目にあったものよ。ホンマやで。
それと同時に、被害者になると実にアホになる。
言葉は悪いが、そうとしか言いようのない変化があります。
2/7日にアップした録音にもあるように、伊豆の被害者の中にはエリート社員が多くいた。だから一級の被害調査報告書が出来たのだが、すぐに全員が逃げ出して転居した。
有害な低周波により「精神がやられる」と損得を計算したんだろうと私は考えている。金持ちさんとはそういうものだ。
あとはウソツキばかりが残ったと窪田泰さんは証言している。
「別荘の人だから被害ではない」ということだった。
低周波音測定器で観測してみると分かることだが、周波数分析してみると、きれいな倍音、高調波があることが分かる。
音楽で、名器といわれるバイオリンやフルートには絶妙な組み合わせの倍音、高調波があって、それが人の心を感動させることが分かっている。
つまり自然にある小川のせせらぎやそよ風には人の心をいやす穏やかな作用があり、名器といわれる楽器には、人の心を感動させる刺激する成分がある。
それと同じように、風力発電には人の心を苦しめる有害な低周波成分があり、精神にダメージを与えて破壊する。「出ていけっ」と叫ぶようになる。
「もう我慢ができん」そう言って亡くなった被害者は多い。それを笑いものにして弾圧したのが由良町の議員、職員たちであった。
人が苦しみながら死ぬことが、なんで面白いのか。
この許しがたい驚きを、私はh23年の12月から書いてきました。
私のページでは、2/22日付にフィンランドの被害調査をアップしています。
何と風車から15㎞離れても低周波音被害に苦しむ人がいると報告されています。風車が見えないと、原因が何だか分からないまま被害症状に苦しむことが分かっています。
日本でも被害調査をするべきでしょ。なんでしないんでしょうね。
3/11日のページには、アメリカの物理学誌JGR論文を参考文献としてアップしています。小林芳正先生の翻訳ですから間違いありません。とても権威のある科学誌ということです。
ここでは、なんと90㎞離れても風力発電由来の低周波音が伝播すると報告されています。
そして他の風力発電があれば、低周波音は加算されるという物理現象も紹介されています。
日本の大学や学者たちは、風力発電の低周波の研究をしてはいけないそうです。海外の論文と見比べてみると、いかに日本のレベルがアホなのかよく分かります。全国の「考える会」の主催する北大の松井田鎖論文など、H理論て、いったい何なんでしようね。
さてJR由良駅前に住む二人のオッサンの話ですが、抗議することはありません。畑地区のように弾圧されたわけでもないのに、初めから諦めています。まるで奴隷です。
彼らはインターネットを見ることもなく、本を読むこともありません。私よりは地域社会とのつながりは大切にしているでしょう。だからこそ役場職員の言うこと、世間の言うことには無抵抗に従います。
役場に逆らう私など許せないでしょう。私のようなものは論外なのです。
私が、海外では「Stop wind turbine」といって風力発電を止めろ、と抗議していると話してもその意味が分からないのです。これが日本社会の標準的なレベルでした。Stopという英語の意味さえ分からない。畑地区で死んでいった被害者も同じでした。
それでも実は、彼らは私が世間話ができる数少ない人たちでした。今、ほとんどの人は私に反感を持っています。
この二人のオッサンたちも、内心は私をアホやと思っているでしょう。
黙っていれば分からない。キジも鳴かねば撃たれまい。彼らは固くそう信じています。
彼らは畑地区の谷口さんのことも、もちろんよく知っているのです。
恐ろしい社会現象だと思いませんか。
「何でもできる社会にする」
「反対するものは許さない」
70年前にあった戦時中と同じやり方だと思いませんか。
爆弾を抱いて自爆することが「国を守る」と本気で信じられていました。名誉なこと、散華、バンザイ、といわれていた。
私の大叔父は、「あんな戦争で死ねるかよ」と堂々と兵役を拒否していました。NHKドラマで白洲次郎も同じことを言って兵役を拒否していました。たぶん他にも同じような人はたくさんいたでしょう。
国策事業の恐ろしさに気が付いてください。
風力発電は殺人事件になっています。
由良町の風力発電を止めてください。