2016.2/14日のページに、小林先生に紹介していただいたDie Welt誌には、ドイツでたくさんの風力抗議運動があることが書かれていた。それなのに日本では、行政も御用学者も環境運動家も、「ドイツに習え」「ドイツでは上手くいっている」とアホみたいに繰り返していた。その人たちはドイツ語が分かるわけでもなく、ドイツのことを知っているわけでもなかった。
風力発電事業という国策の手足となって、権力の末端でエラぶっていただけのコマだった。私がこれまでドイツの風力発電に対する抗議運動と、風力事業の破綻を見せても、彼らは地球温暖化、そして気候変動だと繰り返す。まるでオウム教よな。風力発電の被害に苦しむ人のことなどどこにもない。洗脳されているだけではなく、彼らは確信犯なのだ。
御用学者のように、直接に利権のある人もいるだろう。野鳥の会や日弁連のように保身、利便のある人もいるだろう。少数の被害者を弾圧して苦しめることが面白かったのだ。被害を証明してみろ、と。たまたまドイツ語でkein windpark(風力発電を止めろ)と検索してみた。そしたら私のページが出てくるではないか。「画像」の欄にも私のページが紹介されている。
試しに英語で検索してみた。Stop wind turbinesと。私のページはない。だからドイツ人が私のページを見ているのかもしれない。海外では、たくさんの抗議運動が紹介されているし、記事にもなっている。ところが日本には一つもない。なぜなのかは読者諸君はとうに知っていることと思う。風力発電反対というと、警察に逮捕されるのだ。
下関市では反対する個人に数百万円の罰金を科している。すごいじゃないか。理由なんて何でもよい。「あなただけだよ」と言って、圧力を加えるのだ。黙らせるのだ。取り巻き連中がまたすごい。先日の警察沙汰では、紹介された弁護士の話が、まるで真逆になっていた。「あなただけでしょ」「谷口さんを利用して、あなたが勝手に作り話をしている」私は驚きのあまり卒倒しそうになったよ。
それほどの陰謀が渦巻いているということだ。10/28日に、谷口さんの話をアップしているから聞いてみるがよい。私は『風力発電の被害』に最初に書いたように、谷口さんに頼まれたから風力発電の被害に関わるようになったのだよ。それを「谷口さんを利用して・・」とは、なんという言いがかりか。74年前の戦時中と同じことになっている。
私は地域の人々から「被害はない」と罵声を浴びせられ虐待されている。彼らも知っていて喜んで人を貶めているのだ。すごいことになっている。かつて、被害者たちが私を掴んで泣いたはずよ。それを見てまた笑っている人たちがいる。地域社会の崩壊よ。地域活性化とはこういうことだったのか。たくさんの被害者が苦しみながら死んでいったのに、「関係ない」と笑いものにしている。
殺人の罪を地域の人々で薄めているのだ。先日の弁護士はこうも言った。水俣病も、フクシマの放射能も同じでしょう、と。いや、違う。被害を受けたら怒って抗議する。それが人としての尊厳だ。日本は抗議できないように仕組まれている。世界がそれを見ている。先日のページに紹介したハワイの原住民を虐待する場面では、皆が協力して怒りを表して抗議していたではないか。
あれが普通で正常な判断、抗議よ。日本人は完全に負けている。人としての意識を取り戻そうや。