私の計算が間違っていなければ、風力発電を賛美する人たちは異様な化け物だ。もう人ではない。
経産省のエネルギー白書と、風力協会の風力発電量のグラフを用意した。
日本の一年間の電力量は10の12乗kwhです。 (10∧12kwh)この内、3.2%が太陽光や風力の新エネだと記されている。
風力発電量は3400MWとある。単位が違うことに何か意味がある。電力供給が連続していないのだ。 (3400×10⁶W)1kwhは1000Wで、1kwは1000Wを1時間使った場合の電力です。
1日に10時間、それが365日、稼働したとして、3650時間をかけてみると、3400×10⁶ × 3650/1000 = 1.24 × 10∧10 kwh
全電力量の大体1%ほどになる。実際は、稼働率、設備利用率は20%程だというからさらに小さな数値になる。それも常時、発電しているわけではない。風任せ、気ままな不安定な電源です。
誤差の範囲でしかない現実がここにある。こんな微々たる風力を主力電源だとする意味はどこにある。
環境運動家の中には「エネルギー白書の数値は計算方法が違うのだ、ドイツでは・」と見苦しいウソを繰り返している。
風力発電は観光資源になると今だに主張するアホがいる。由良町では、「風力のことばかり言いおって!」と私に怒りをぶつける人たちがいる。
風力発電の低周波で苦しみながら死んだ人が何人もいる。その人たちの声を聴いただろうに。「そんなものは関係ない。ワシらは風力が必要なんや」と。
これが風力発電の被害でした。